たの幼ウルトラ怪獣絵本 その1

たのしい幼稚園のウルトラ怪獣絵本 講談社 1970-71


「たのしい幼稚園のウルトラ怪獣絵本」は、昭和45年8月から46年10月にかけて全27冊が刊行されました。
実写ヒーローキャラクターの貼り合わせ絵本としては初の「写真絵本」シリーズです。



最初は昭和45年8月に画像の「怪獣えほん」「怪獣ブック」の2冊がほぼ同時に発売されています。
どちらもマン・セブンの混載で、構成は大伴昌司氏。


「怪獣えほん」は文字通り挿画主体の絵本です。


一方の「怪獣ブック」はすべて写真で構成された「写真絵本」。
レイアウトの工夫や掲載写真の多さで、大変魅力的な一冊です。
上記の2冊と同時期に「たのしい幼稚園の怪獣まんがえほん/たたかえウルトラセブン」という雑誌形態の本も出版されており、これら3冊には怪獣もの単行本の出版形態を探る意味合いがあったようです。
その結果「怪獣ブック」を踏襲した貼り合わせ「写真絵本」シリーズが展開されることになりました。



昭和45年12月から正式に「たのしい幼稚園のウルトラ怪獣絵本」としてウルトラセブンシリーズの刊行が始まります。
既刊の「怪獣えほん」を①、「怪獣ブック」を②として、セブンシリーズの巻号は③からスタート。後の追加分も含めて全13冊が発売されました。構成は赤井鬼介・大井正子の両氏。



豊富にストックされていたであろう講談社の特写がふんだんに用いられています。
先行の「怪獣ブック」を手本にしているようですが、構成はやや大味になった印象です。



ウルトラマン登場怪獣やウルトラファイトの特写も使用されており、バラエティ感の高い誌面になっています。
一部まんがやイラストの掲載もあり。コマ焼き写真の使用例はありません。




「たの幼ウルトラ怪獣絵本」は背表紙のデザインも魅力的です。
キャラクターの顔写真がレイアウトされたカラフルな背表紙は、見ているだけでワクワク感があります。
(画像はクリックで拡大します)
複数冊の絵本がずらりと並んだきれいな広告写真は、当時の子どもには決して実現できない夢の状況でした。


<この項続く>
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[ 2009/06/29 00:57 ] 書籍・雑誌 | TB(0) | CM(2)

No title

ポチ!素晴らしい!!!^^
なんだか絵本ほしくなってきました。^^
[ 2009/07/03 01:38 ] [ 編集 ]

No title

ネビィラ 71様 1万hit越えおめでとうございます。
写真絵本については、またボチボチ更新予定です。
[ 2009/07/04 03:26 ] [ 編集 ]

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