《再掲》ザンボット3コンビネーションプログラム


2010年7月25日の投稿の再掲載です。





ダイカスト 無敵超人ザンボット3合体セット コンビネーションプログラム
 
 

 
クローバーから1977年に発売された大箱合金セット「無敵超人ザンボット3 コンビネーションプログラム」。
定価は6500円、3機それぞれの単品販売もありました。
 
 

 
ザンボエースにはパンチと平手、ザンバードにはトレンブルホーンが付属。ザンブルはビッグキャノンやビッグミサイルでなくなぜか大型のトレンブルホーンを装備。とりあえず全パーツ現存しています。
 
 

 
合体時にザンボエースの頭部をザンボット3のものに付け替えます。本家ポピーと比べると洗練されていない印象ですが、大型サイズで重量もあり迫力は十分です。
ザンボットのマスクのディテールやザンベースのコクピットが再現されていないなど、細部の造形がいまひとつなのが惜しいところ。
 
 

 
ザンボエースの顔はやや下膨れな印象。脚部シールは合体時にこすれるため、どうしても傷んでしまいます。
 
 
画像の現物は発売から2年ほど経過した1979年、「機動戦士ガンダム」の放送中に入手しました。
当時はすっかりガンダムにハマっており、その制作スタッフなどに興味が及び始めた頃に徳間書店からロマンアルバム・無敵超人ザンボット3が発売されました。
 
本放送の「ザンボット3」は偶然数本見た程度でしたが、この本で初めてストーリーの全容や天才アニメーター・金田伊功氏の作画したザンボットのおそるべきカッコよさを知り、自分の中でザンボット3が再認識されました。
そして関連商品紹介ページには合金玩具も掲載されていたため、俄然「コンビネーションプログラム」が欲しくなったのです。
 
 

 
しかしガンダム放送中の1979年当時、前番組「ダイターン3」の玩具は店頭に少量残っていましたがザンボット3はすっかり消え去っており、いくら探しても見つかりませんでした。
そこで思い切って発売元のクローバーに電話をしてみたところ、受話器の向こうの中年男性に事務的な口調で「在庫はありません」と言われてしまい、断念するしかありませんでした。
 
 

 
それでもどうしても諦めきれず、一週間ほどして再びクローバーに電話をしてみました。
今度は若い女性が出て、やはり「在庫はありません」とのこと。がっかりして電話を切ろうとすると、こちらの落胆が先方に伝わったのか「返品された物ならありますが、それでもいいですか?」と意外な展開になりました(!)。
 
 

 
返品なので破損や故障があるとのことでしたが、手に入る喜びに比べればそれは些細なことでした。
さらに「代金は定価の半額を切手で送ってくれればいいですよ」とのことで、このクローバーの社員さんがなんだか女神のように思えました。
 
 

 
こうして送られてきたのが画像の現物です。
箱に擦り傷が目立ち、中フタのザンボエースの顔の部分に穴が開いていました(売り場に出たときにイタズラされたのでしょう)が、それ以外は問題のない完品でした。
 
ポピーの超合金に慣れた眼には野暮ったく感じる部分もありましたが、設定に忠実に変形・合体するザンボット3としては唯一の立体物であり、とても満足でした。
(廉価版のコンビネーションジュニアはギミックの省略が多く、設定通りという内容ではなかったようです)
 

 
その後、ガンダム映画化とガンプラの大ブームを受けてザンボット3やダイターン3の再評価もすすみ、アオシマのプラモデルをはじめさまざまな新商品が展開されます。そんな中、ザンボット3の合金玩具も再版されました。
 
 

 
画像は1982年、ザブングル放映時期のクローバーのチラシより。写真は初版の物が使用されていますが、実際はシールと箱デザインを一新して再版されました。価格も値上げされています。
再版に当たって勝平役に子役を起用した新撮のテレビCMも投入されており、クローバーはザンボット3にかなり力を入れていたようです。
 
 

 
再版によって、自分の行動はある意味で徒労となってしまいました。
しかしこの「コンビネーションプログラム」には、希少性とは別の部分で、やはり強い愛着があります。
映像作品としての「ザンボット3」もガンダムやイデオンと並んで今でもたいへん好きなアニメのひとつです。
 
 

以下、蛇足ですが…
 

 

 
オリオン製の1号基地~3号基地と、合体状態の「キングビアル」。チープトイなので形状はかなり省略されていますが、合体可能な玩具はこれしかないようです。
劇中でもたいへん印象に残る魅力的なメカなので、設定に忠実な合金玩具の発売を期待したいです。
 

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[ 2019/11/13 00:15 ] 合金・プラトイ | TB(-) | CM(0)

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