初代HGガンダム成形サンプルキット


最初の1/144スケールHG・RX-78ガンダムは、ガンプラとしては数少ない公式絶版品になっています。
これはその発売に伴い、小売店などに配布されたと思われるサンプルキットです。



箱のサイズは市販品と同様で、印刷は単色で上面のみ。
旧キット流用の箱絵イラストはシールで貼られています。
画像の現物は中古で入手したので値札などが付いていますが、本来は非売品だったと思われます。



パーツは市販品と同じもののようですが、説明書は簡単なコピー紙一枚になっています。
組み立て図自体は市販品と同じですが順番などは変わっています。



こちらが市販された通常品。



こうしたサンプルキットがどのような基準で制作されていたのかは不明です。
HGガンダムの場合、その内容があまりに先進的だったために周囲に理解されにくく、バンダイ内部でも営業サイドから「300円のガンダムと同じ大きさのキットを1000円で売るなんてとんでもない」という批判があったそうです。
現在ふり返れば的外れな意見ですが、流通・小売段階で同様の誤解が生じるのを防ぐために、とにかく現物を見て納得してもらうためにサンプルキットが制作・配布されたのかもしれません。

発売された90年当時、イロプラ・システムインジェクション・スナップフィットを総動員したHGガンダムは、プラモデルの概念を刷新するような革命的な存在でした。





こちらは絶版前の最終生産版。最終生産を示すシールが貼付されています。



最初期生産のサンプルキット、普及品、最終生産品。
コレクター的な視点ではこれでコンプリートという感じでしょうか。


箱側面を見ると、普及品と最終品では一部デザインが変更されています。
いつごろ変更されたのかは未確認です。



バンダイ模型がグレートマジンガーから始めたロボットプラモデルに対するさまざまな模索の、ひとつの到達点となったのがHGガンダムでした。
その製品内容は5年後にMGへと発展し、現在に続く「ガンプラ」の基礎となっているようです。


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[ 2017/08/16 22:47 ] 暫定 | TB(0) | CM(4)

No title

>HGガンダム
組立図の解説で2種類あったと思います。

>箱側面
旧1/144リックディアスは微妙な表記違い(安全基準などの説明ではなく)
が3種類ほどあったのを確認しました。
いずれも80~90年代の販売品のようですが・・・・
[ 2017/08/17 00:35 ] [ 編集 ]

No title

LAST SHOT カッコいいです。
こんなものがあったんですね。
しかし、ガンプラ コンプしてる方いるんでしょうか?
[ 2017/08/17 09:38 ] [ 編集 ]

No title

> メロウリンクさん
解説の違いというのは知りませんでした。

旧キットのバリエーションは膨大にあるでしょうね。
そのあたりを究めているマニアは多そうだから、どこかでまとめて発表してほしいです。
[ 2017/08/17 23:05 ] [ 編集 ]

No title

> スチュピッド6さん
ガンプラコンプ……ファースト関係だけとか、SD以外とか、懸賞品以外の市販品すべてとか…?

バンダイ自体にもすべてが保存されているかは疑問という気がしますね~
とはいえ世間は広いから、ガンプラの範疇に入るものはすべて入手しているような猛者もいそうな気がします(^^
[ 2017/08/17 23:12 ] [ 編集 ]

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