仮面ライダーミニ紙芝居

仮面ライダーミニ紙芝居



前回取り上げたポピー製仮面ライダーオンパレードには、写真を使ったミニ紙芝居が同梱されています。



紙芝居のサイズは65×85ミリほどで、画像の6枚が入っていました。


それぞれ向かって右下に1~6の番号表示があります。


ただし個々の写真に対応する文章はなく、ケースの裏には文章を考えて遊ぶように書かれています。


ケースの最終面には「おわり」の文字とともにMK=丸越のマーク。
この紙芝居は実制作を丸越が担当していたようです。



ミニ紙芝居には続く7~12番の写真が使用されているものも確認されています。
ただし現物を入手できていないので、画像はネットオークションで見つけたものです。
こちらの紙芝居のケースは枠の色が黄色と黄緑の2種が存在しています。




以下はこの紙芝居に関係する謎なのですが…


この紙芝居と同じ写真、同じ番号表示のあるブロマイドが存在しています。
大きさや紙質などはいわゆる5円ブロマイドと同じ体裁です。


手元にある4枚はすべて番号・写真がミニ紙芝居と同じになっており、版権表示や番号の書体も同じものに見えます。
このブロマイドはどのような素性のものなのでしょうか。






放送当時、仮面ライダーのブロマイドは山勝から発売されていました。
ライダーの紙玩具としてはカルビーライダースナックのおまけカードばかりが注目されがちですが、ライダースナックの発売は71年12月でライダーカードの魅力が広く周知されたのは72年春ころだった印象があります。

それ以前の旧1号・2号編の放送時期には山勝のブロマイドと天田のカードゲーム(6連カード)が人気を集めており、どちらも次々に新しい写真が追加されて多くの種類が発売されていました。


このころ5円ブロマイドは前年から人気のウルトラマン・セブンなども生産を継続しており、そこに帰ってきた~や仮面ライダーなど現行番組の商品が続々と加わって、人気のピークだったようです。


ライダーと帰ってきた~では駄菓子屋向けの引きものの他、文具店などで扱うケース入りセットも発売されています。




子供靴の販促品や小銭入れの台紙としても使用されており、人気商品だったことがわかります。


幼年誌や学年誌の付録などもこの時期にはブロマイドを模したものになっています。

ライダーカードの人気が爆発的となった72年夏ころ以降はブロマイドの人気が衰えて新商品の追加が少なくなり、雑誌の付録もカード型に変化していきます。



山勝のライダーブロマイドは種類や弾分けが判明していますが、番号付きのブロマイドは含まれていません。

甦れ!仮面ライダー黄金時代(竹書房2005)には、ライダーのブロマイドは丸昌からも発売されていて全12種ながらコンプリート収集は困難との記述があります。
これが番号付きブロマイドを意味しているのなら発売元は丸昌ということになりますが、では販売形態はどのようなものだったのでしょうか。

現在、入手が容易な番号付きブロマイドは3,8,9,10の4種に限られているようです。
これらを80年代はじめに浅草橋で購入したという知人によれば、同じ番号のブロマイドが個包装もされず何十枚もの束で無造作にビニール袋に入れられた状態だったそうです。
それが本来の販売方法だったとは考えにくく、なんらかの在庫処分のようなものだった可能性がありそうに思えます。







はたして番号付きブロマイドはミニ紙芝居同様の12種類が存在したのでしょうか?
発売元は丸昌なのでしょうか、丸越は関係していないのでしょうか?
どのような販売形態だったのでしょうか?
番号にはどんな意味があったのでしょうか、紙芝居として使用するものなら対応する文章やケースなどはあったのでしょうか?

……謎ばかりなので、情報をお持ちの方はお知らせいただけると幸いです。



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[ 2016/12/18 21:06 ] チープトイ | TB(0) | CM(0)

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