超合金スーパーミクロ

超合金スーパーミクロ


ミクロマンの情報補完シリーズ、今回はタカラの1975年セールスマニュアル掲載画像を取り上げます。


スーパーミクロマンの新製品告知画像です。
この時点では商品名はスーパーミクロとされており、ズバリと超合金と書かれています。


文字情報でもやはりマンは付かず、名称は「スーパーミクロ」です。

ミクロマン開発者の小川岩吉氏は、インタビューなどで時計の秒針にミクロマンを接着したディスプレイについて印象深そうに語っており、開発当初は合金化することは考えていなかったと思われます。
ミクロマンの発売は超合金の大ヒットと同時期だったので、営業など他部署から合金化を求める声が上げられた可能性が考えられるかもしれません。
この時点で「超合金」と記載されているのは、超合金大ヒットの直接的な影響が表れているようです。



こちらはアクロイヤーのデザイン画と思われる画像。
製品では省略されてしまったディテールが興味深いです。肩は一軸回転のみで腕を開く動きは出来ないように見えます。



M111の画像。頭部がのちのタイタンを思わせるようなメカニックなものになっているのが衝撃的です。
「ブレストが内蔵されてサイボーグ的に進化した」という設定を体現しているのでしょうか。
ボディはほぼ製品に近いものになっています。



同様に、M121の画像。これらがこのまま発売されていたら、その後のミクロマンの展開はどうなっていたでしょうか。

なおM111とM121の画像は当時のテレビランドの広告にも小さく掲載されており、ファンの間では広く知られているようです。





ついでに、前回取り上げたスパイ・カーの仲間についても触れておきます。


ピッチングマシンとして遊べるスパイボーイ
エスカルゴの仕様変更品で、本体色は青と白の2種があります。発売はスパイマジシャンシリーズより早かったようです。


スパイ・カーと同様にカラーリーフレットが封入され、裏面が組み立て図になっています。




スパイボーイは子供自身の遊びが強調されているのでミクロマンのメカとしては番外編的な存在と思われがちですが、リーフレットや箱の掲載画像を見ると正統なミクロマシンであることが再認識されてちょっと新鮮です。



ミクロマンを乗せて実際に飛ばせるスパイヘリ画像の箱はちょっと色あせ気味です。
発売はスパイボーイより先で、ミクロマンにスパイ要素を導入した最初の製品です。


こちらは子どもの屋外での遊びを主眼とした製品ですが、箱裏に掲載された画像ではロードステーション基地と巧みに絡めています。


これらの延長上の新展開としてスパイマジシャンでは子供自身が使う盗聴ガンや潜望鏡、化学実験セットなどのスパイアイテムの発売が予告されましたが、残念ながら未発売に終わりました。

初期のミクロマンは科学的な知育玩具のような雰囲気をまとっていて、学研の○年の科学の付録と重なるようなイメージもありました。
もしもスパイアイテムが発売されていたら、それはミクロマンと科学の付録が最接近する製品となっていたかもしれません。

実際にはこうした「小学生の子供自身の遊び」という方向性の商品展開はうまくいかなかったようで、以降のミクロマンは男児向けキャラクター玩具の本流に舵を切り、少しづつ対象年齢を下げて幼年向けに変質していくことになります。


蛇足ですが、予定されていたスパイアイテムの一部に近い玩具(パチンコなど)は、ほぼ同時期の「少年探偵団」(1975年10月~76年3月のキャラクター玩具としてポピーが商品化しています。
番組中ではBD7のメカとしてミクロマンのエスカルゴがそのまま使用されており、このあたりの相互に影響を与え合っている状況は興味深いです。


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[ 2016/03/08 00:21 ] 合金・プラトイ | TB(0) | CM(7)

No title

スパイヘリ、大好きでした。
冬の田んぼで遊びまくって、行方不明にしちゃった苦い思い出があります(笑)。

スーパーミクロ、確かに
「小さいときたらズッシリさせなアカンやろ」というバイアスが掛かった感じもしますね。
でもさすがに「超合金」はまずかったと…(※ポピーの広告で「登録商標です!」と謳った時期と符合してたりして😁)

アクロイヤーのデザイン変更も、途中から胴体をダイキャストにしたためと考えると、
お腹のディテールの簡略化など、合点がいくような気がしますね。
[ 2016/03/08 19:40 ] [ 編集 ]

No title

「超合金はポピーだけ」のCMはライディーンなどが登場していたからもう少しあとの時期でしょうか。

超合金の亜流では、オンダの「強合金・鋼鉄ジーグ」が印象的でした。
ジーグの本放送でいきなりCMが流れて、一瞬ドキッとしましたよ(^^
[ 2016/03/08 23:12 ] [ 編集 ]

No title

アクロイヤー、M111、M121のデザイン画は初期の玩具同梱ブックレットにも掲載されてましたね
懐かしい
[ 2016/03/10 22:00 ] [ 編集 ]

No title

ブックレットにも掲載がありましたか(^^;
当方の手元のミクロマン商品はたいへん心許ない数しか無いので、知らない事実はまだまだ多そうです。
お気づきの点があればまた書き込みして下さい~
[ 2016/03/10 22:49 ] [ 編集 ]

No title

私も当時のものはもうもっていませんが、こちらにその画像が小さくのっています
http://www.geocities.jp/m21_mc7/01_html_04_rport/sub_r_no00000120.html
[ 2016/03/11 20:08 ] [ 編集 ]

No title

情報ありがとうございます、初期の単体売りに付属したミニブックレットのようですね。
アクロイヤーの側面図をじっくり見てみたいですね~(^^
[ 2016/03/11 23:20 ] [ 編集 ]

No title

GIジョーの末期にスポーツ選手バージョンが出た位だから。
下手すりゃミクロマンもアスリート展開してそう。
その内商業的にうまくいけば阪神巨人戦のジオラマや猪木馬場ブッチャーが出回ってたかもしれん。
今ではJリーグが有るからサッカーバージョンでも出してそうだわ。
場合によってはオリンピック商戦でオリンピックのアスリートでも売り出してそうだとは思うが・・・・・・・・・
[ 2019/01/08 20:13 ] [ 編集 ]

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