ボールジョイント


1976・77年度発売のジョイントモデルはジョイントパーツがボールジョイントに変更されています。


特にガイキングとダンガードAは可動範囲が広いので、肩や足首を改良すれば現行品としても遜色ない水準になりそうです。


ハトメジョイントからボールジョイントへの変更は画期的な進化でしたが、変更の理由はなんだったのでしょうか。
ハトメジョイント最後のグレンダイザーは75年12月頃、ボールジョイント最初のガイキングは76年8月頃の発売です。この間になにがあったのか?


ロボットキャラクター商品の分野で思い起こされるのは、タカラの「マグネロボット・鋼鉄ジーグ」の発売です。
磁石と金属球を用いた斬新な脱着・可動機構「マグネモ」システムを導入したこの商品は、75年の年末商戦に向けて発売されるや爆発的なヒットとなりました。


「マグネモ」はロボット玩具としては「超合金」と競合する強力なライバル商品となりましたが、「設定通りの形状」「自在な関節可動」という要素はジョイントモデルとも共通しています。
球状関節によるマグネモの可動はハトメジョイントのジョイントモデルをはるかに越えていました。
マグネモに触発され、それとは異なる球状関節としてボールジョイントが開発されたのかもしれません。
ガイキングなどに同梱されたパンフレットではボールジョイントの説明に「patent.p」の表記があります。


ジョイントモデルがマグネモに影響されたという証拠はありませんが、発売や開発の時期からして「全く影響が無かった」と考える方が不自然に思えます。
マグネモの「磁石の使用」という要素に影響されたのがポピニカ・コンバトラーVであり、「球状関節」に影響されたのがジョイントモデルだった、と考えてもあまり的はずれでないように思います。



蛇足ですが、マグネモに影響されたと思われる製品は他社にもあります。
画像はタカトク「ガッシン」シリーズの超神ビビューンです。


「ガッシン」の関節構造は磁石無しのマグネモといった感じです。形状はボールジョイントに近いですが、かなりアバウトな造りです。


材質はプラスチックですがブーツ部のみ金属で自立性を高めています。
可動性は悪くありません。


造型自体をリアルにして、腰・上腕・足首に可動軸を追加すればより魅力的な人形になりそうです。
「ガッシン」シリーズは他にぐるぐるメダマン、円盤戦争バンキッド、快傑ズバットが商品化されていました。
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[ 2008/07/13 11:20 ] ジョイントモデル | TB(0) | CM(2)

No title

たしか、ハトメジョイントは折れやすいという欠点があったので、互換性のあるボールジョイントに置き換わっていったと記憶しています。
[ 2016/12/26 21:03 ] [ 編集 ]

No title

ハトメジョイントとボールジョイントに互換性があったという主旨でしょうか?

ジョイントガイキングのページに書きましたが、ハトメとボールでは軸の太さが異なるので直接の互換性はありません。
http://blogs.yahoo.co.jp/pazulumo/9122531.html

ハトメ仕様の初期4種をボール仕様に変更するには本体パーツの金型修正が必要ですが、ライディーンとグレンダイザーはのちの白色再販でもハトメジョイントのままでした。
ゲッタードラゴン・ライガーにはボール仕様に改修した可能性は残りますが、グレンダイザーより早く生産を終了していることから、そうした確率は極めて低いのではないかと思います。
[ 2016/12/26 23:31 ] [ 編集 ]

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