テッカマンの謎

テッカマンの謎
 
 
現在10万hit記念記事の準備を進めていますが予想より大掛かりになってきて、もう少し時間がかかりそうです。
今回は軽めに、以前から気になっていた件についてです。


画像は1975年末~76年初めくらいの時期と思われるバンダイ模型部の注文書です。
 
 

右下部分のアップがこちら。
バンダイからの発売が確認されていないテッカマンシリーズが記載されています。
しかも4種のラインナップと価格が日東科学の発売したテッカマンプラモと完全に一致しており、どうにも不思議です。
もしかしたら、バンダイ模型部が問屋として日東製品を取り扱っていたことを意味しているのでしょうか。
 
 
 

当時の大手玩具会社は製造と問屋機能を併せ持つのが普通だったようです。
画像はタカトクの広告(トイジャーナル1971年8月号掲載)ですが、日東のガメラシリーズのソフト人形が自社製品と混載されて「怪獣シリーズ」と銘打たれています。
ガメラシリーズでタカトクのタグや刻印のある個体は確認されていないので、これは問屋としてのタカトクの広告と解釈できます。
バンダイのテッカマンシリーズも、これと同様の扱いだったのでしょうか。
 
 
ちなみにプラモデル50年史付属のCD-ROMには、バンダイと日東科学の両方に同価格のテッカマンシリーズが記載されています。
バンダイの方には「マスコミシリーズ」というシリーズ名も明記されているので、CD-ROM情報を素直に解釈すればバンダイからもテッカマンプラモが発売されていた、又はその予定があったことになります。
 
例えば、当初はバンダイが版権を取得してプラモの製作にかかったものの、なんらかの事情で日東に版権が移動して金型ごと譲渡された、というようなことも考えられるかもしれません。
可能性は低いとは思いますが…
 
このあたりについてご存知の方はご教示いただけると幸いです。
 

以下は蛇足です。
こちらは1975年5月下旬の第14回静岡プラホビー見本市の冊子タイプの注文書。
 

 
中のバンダイの注文書に興味深い部分があります。
 
 

画像はモデルボーグの記載部分。この時点ですでに放送を終えているゲッター1とマッハバロンが、まだ受注されていることがわかります。
当時のキャラクター商品の展開は現在のように作品本編ときっちりリンクしておらず、また地方によっては放送が半年程度遅れている場合などもあったため、販売期間は放送期間より後にずれ込む場合が多かったようです。
 
 

こちらには「DXライディーン 600円」の記載があります。
 
ジョイントモデルの発売以前、ゲッターロボGにDXモデルの発売予定があったのは過去記事で触れましたが、どうやらライディーンにもDXモデルの予定があったようです。
ゲッタードラゴンとライガーは予価500円でしたが、ライディーンは600円になっているのも謎です。
ここで500円になっているゴッドバードは実際には700円で発売された可変モデルだと思われます。
 
 
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[ 2014/03/02 22:27 ] ジョイントモデル以前 | TB(0) | CM(10)

No title

バンダイ「テッカマ」の話は聞いたことなかったです。
面白い情報ですね。
ただ、完成品を考える限りは、あまりバンダイっぽくないので、金型移動の説はなさそうな気がしますけど。
[ 2014/03/02 23:43 ] [ 編集 ]

No title

現物は再版のテッカマンしか所有していませんが、私もバンダイ模型が作った可能性は低い気がしています。
当時の商品化の流れからしてもバンダイ模型とテッカマンはどうも相容れない印象が強いです。

注文書の発行は静岡のバンダイ模型でなく東京のバンダイ・模型部ですので、やはり問屋として扱ったのでしょうかね?

そうすると50年史CD-ROMの情報がまた謎なのですが…
[ 2014/03/03 00:51 ] [ 編集 ]

No title

直前までポリマーやキャシャーンのプラモがタツノコランドブランドで発売されていましたが、この昭和50年度からは無くなってるんですよね。
タツノコランドの存続が困難になったので大手メーカーの販路に頼ったのでしょうか?
[ 2014/03/04 12:15 ] [ 編集 ]

No title

なるほど、タツノコ側の視点で考えてみるのもありですね。

タツノコランドの実体はイマイとの提携だったようですが、75年度以降はイマイが降りたということなのでしょうか。

シーホースも含め、このあたりには疎いので、詳しくまとめた資料が欲しいですね…
[ 2014/03/05 00:02 ] [ 編集 ]

No title

グリップとシーホースでヤッターマンプラモでてますが、この辺の関係も知りたいです~~(UU)
[ 2014/03/05 13:13 ] [ 編集 ]

No title

シーホースも1~2年しか活動していないし、謎ですね~

ばんそう、タツノコランド、日東、グリップ、シーホース、マークといった一連の流れの内情を書籍なりでまとめてほしいです(^^
[ 2014/03/06 21:16 ] [ 編集 ]

No title

テッカマンはマルサンからもミニプラモが発売されていますし、謎ですよね。今井とタツノコランドの関係ですが、ウルトラマンレオのMACメカのモデロックがタロウのZATメカを発売していた今井では無くタツノコランドで、逆にG-1号とG-5号が今井から発売と言う捻れ現象も昔から気になっていました。
シーホースは「ポールのミラクル大作戦」のミラクルカーのプラモを発売していますが、ポピーが番組提供していたので、バンダイ模型から発売されていても特に不思議はないアイテムだと思います。
(有)マークはオタスケマン~イタダキマンのプラモを発売していますが、タカトク提供番組が主力なので永大グリップの後継のような気がしますね。
[ 2014/03/07 01:36 ] [ 編集 ]

No title

マークはイタダキマンまでプラモ化していましたか…初めて知りました。
グリップとマークの関係性は、現物でランナーや組み立て図の形式などを比較できれば、具体的に推理できるかもしれませんね。

自分はそのあたりはほとんど所有していないので、詳しい人が検証してほしいですね~
70年代後半以降の、中堅メーカーの倒産や後継メーカーへの流れ関する情報などはあまり活字化されていないように思いますので。

マークといえば、アニメSFプラモ大全科(秋田書店1982)では、クローバー版のダイオージャプラモをマーク製品として紹介していまして、これも前々から気になっています

実制作をマークに委託していた可能性が考えられますが、どうなのかな~?
[ 2014/03/08 00:09 ] [ 編集 ]

No title

マークはゼンマイ三輪車等のダイオージャ商品を出しているので可能性はありますよね。100円のミニサイズとかXボンバーやブライガーでもありましたし、3体のロボのスケールが微妙に異なるのに合体するアバウトさとかも大巨神と大天馬を彷彿とさせます。
マークのフックトイについては「ダガング」(アスペクト刊)でタカトクとの関係についてもかなり詳しく語られていましたが、プラモデル関係は一切触れられていなかったのが残念です。
[ 2014/03/08 12:24 ] [ 編集 ]

No title

そういえば当ブログ「オリオンのダイオージャ」で取り上げた超プラ合体というフックトイもマークでした。

「ダガング」は私もタカトク関係の情報目当てに購入しましたが、読み返そうとしたら行方不明……ドコニシマイコンダカナ~
[ 2014/03/08 20:47 ] [ 編集 ]

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