メタルヒーロー Ⅲ

メタルヒーロー Ⅲ
 
 
1993 特捜ロボ ジャンパーソン
 
  
 
 

3年続いたレスキュー・チームヒーロー路線から一転、単体ロボットヒーローを主役にした作品。
ベレー帽を思わせる頭部、明確な唇を持ち頬にラインのある顔、通常は上着(ジャンパー)を着用するなど、キャラクターイメージにはロボット刑事の影響が感じられます。
 
これはメタルダーにキカイダーの影響が濃厚だったケースとよく似ており、メタルヒーローにおいて路線に行き詰まりが感じられるとかつての東映-石森ラインのヒーローに回帰するような動きとしては2度目になります。
 
 
 

画像はDXジャンパーソン フルバージョン
89年の超電装DXパーフェクトジバンとほぼ同サイズですがパープル部分がメタリックでないのが残念です。
 
   
 
 

 
1994 ブルースワット
 
 
 

再びチームヒーロー(男女混成3人)に回帰するとともに、従来より高い年齢層の視聴者獲得を目指した作品。
ヒーローの装備はヘルメットと胸部プロテクター以外は現実感の高い地味なものになりましたが、こうした方向性は好評を得られなかったようです。
そのためワンクールを過ぎた頃から低年齢層に向けた路線変更が顕著となり、超時空戦士ゴールドプラチナムの登場や主人公ショウのヒーロー性をより高めたハイパーショウへのパワーアップなどが描かれました。 
 
作品内容だけを高年齢向けにしても、放送枠・商品展開・掲載雑誌などの外的要因が従来のままでは無理があったようにも思えます。
 
   
   
   
 

画像はコンバットクロス4・ゴールドプラチナム
エクシードラフトのトライジャケットシリーズとほぼ同サイズですが精密感が増しています。
 
 
 

 
1995 重甲ビーファイター 
 
 

従来の犯罪捜査などから離れ、戦隊シリーズに近いファンタジー要素が取り入れられたチームヒーロー作品。
メタルヒーローは仮面ライダーとの差別化からスタートした筈ですが、14作目にして同じ昆虫モチーフとなりました。
この頃の仮面ライダーは93年にZO、94年にJがそれぞれ劇場公開されていますが、ビーファイターはメカニックなディテールで情報量を増やすことでデザインの差別化を狙っているようです。
 
 

画像はDXブルービート。ブルーメッキがきらびやかな大型フィギュアです。
 
    
  
 
 

 
 
1996 ビーファイターカブト 
 
 

前作の好評を受けた続編。
主役3人のカブト・クワガタ・テントウ虫というモチーフは前年同様なので新鮮味に欠けますが、作品後半では敵・味方ともに大量の新戦士が登場します。
新戦士にはビーファイターミン(セミ)やビーファイターゲンジ(ゲンジボタル)など、従来のヒーローに無いユニークなモチーフも取り入れられました。
 
   
   
 
 

画像はアクションファイターシリーズ・ビーファイターヤンマ
商品サイズや背中のスイッチで腕を振り上げるギミックなど、欧米のアクションフィギュアに近い仕様の玩具です。
複眼とキバを持つビーファイターヤンマは、メタルヒーローの中でも最も仮面ライダーに近いイメージのヒーローでした。
  
 
 
 

 

 
宇宙刑事ギャバンで始まったメタルヒーローシリーズは、15作目のビーファイターカブトで一応の終結となりました。
 
一部の書籍やCDなどでは1997年のビーロボ カブタックと1998年のテツワン探偵ロボタックもメタルヒーローシリーズに含める場合があるようですが、これは商品展開上の都合が優先されてのことと思われ、作品内容自体から考えればこれら2作はむしろ がんばれ!!ロボコンを始祖とするコメディーラインに位置付けるのが妥当だと思われます。
 
 
そしてメタルヒーローから続いた放映枠では1999年に石森原作に回帰した燃えろ!!ロボコンを挟んで、2000年からは新たな単体ヒーローとしての平成ライダーシリーズが放送されています。
 
 
 
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[ 2013/01/26 00:33 ] 合金・プラトイ | TB(0) | CM(0)

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