メタルヒーロー Ⅰ

メタルヒーロー Ⅰ
 
 

 
宇宙刑事の終了後も同枠ではさまざまな単体ヒーロー作品が制作されました。
メタルヒーローと通称されるそうした作品群を概観してみます。
 

 
1985 巨獣特捜ジャスピオン
 
 

宇宙刑事から離れた作品世界を構築しつつ、デザインや商品展開はほぼそのまま踏襲した作品。
毎回の敵キャラクターは巨大怪獣=巨獣とされ、初期話数では大鉄人17以来の本格的な特撮も実現しました。
主人公ジャスピオンはギャバンと同じシルバーのメタルテックスーツですが、印象はだいぶ異なります。
 

画像はライト&サウンドギミックの電子ジャスピオン(一部シール剥がれあり)。
前年の電子シャイダーとほぼ同じ作りになっています。
黒いメタルスーツの敵幹部・マッドギャランも電子シリーズでの商品化が予告されましたが、未発売に終わったのは残念でした。
 

巨獣との格闘のため、ヒーロー側巨大母艦が初めて完全な人型ロボットに変形します。画像はDX超合金ダイレオン
巨獣は初期登場3体のソフト人形が発売されましたが、売れ行きは芳しくなかったようで後が続きませんでした。
 
もともと巨獣の登場は、初期ウルトラ怪獣のエバーグリーンな人気に着目したバンダイが同様な商品展開を目的として進めたものだったようです。
巨獣が人気を得られなかった事実は、初期ウルトラ怪獣を創り出したクリエイターの仕事が如何に非凡で素晴らしいものだったかを逆説的に証明しているようにも思えます。
 

 
1986 時空戦士スピルバン
 

宇宙刑事路線の総棚ざらえ的な作品。
主人公は黒のハイテククリスタルスーツですが、シャイダーに近いアレンジで玩具的な印象があります。
パートナーのダイアナ、姉のヘレンもスーツを装着するため、チームヒーローのような要素も加わりました。
 
 

画像は超電子スピルバン。従来より大型化してプラ素材がメインとなり、精密感は薄れています。
より低年齢に向けた玩具となっているようです。
 

1987 超人機メタルダー
 

主要スタッフを一新して、宇宙刑事とは完全に決別した作品。
ただしデザインや設定の多くの部分に『人造人間キカイダー』の強い影響が感じられます。
 
 

画像はライト&サウンドの瞬転メタルダー。前年同様に精密感は薄い出来です。
メタルダーの商品展開はゴーストバンクシリーズという敵怪人のミニフィギュアが中心とされており、主人公のロボット感を活かした合金玩具が発売されていないのは残念でした。
 
 

1988 世界忍者戦ジライヤ
 
 

(当時の)現代に忍者を甦らせようという異色作品。
ヒーローデザインも忍者装束を基調としており、当初は演者の瞳が露出する軽快なものでした。
敵・味方に世界忍者と呼ばれるさまざまな忍者が登場し、チームヒーローのような側面もありました。
後期には巨大ロボット磁雷神も登場します。
 

画像はDX磁気ジライヤ(のちにマグネクロスジライヤ)。
目や肩にアーマーが追加された後期装備を再現した可動人形です。
従来のスタンダード超合金よりややサイズが大きく、金属も使用された精密感のある玩具になっています。
後期名称からわかるように当時大ヒットしていたセイントクロスシリーズの影響を受けて開発されているようです。
 

以下次回に続きます。
 
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[ 2012/12/25 16:30 ] 合金・プラトイ | TB(0) | CM(0)

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