サイボーグセットX


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タカラが1973年に発売したサイボーグライダー・オートバイセット。
前年発売の変身サイボーグ1号を本体に組み込み、言わばオートバイに「変身」させてしまうという構造はインパクトがありました。
クリアパーツで構成されたデザインも実にカッコイイです(^^


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サイボーグライダー発売時には専用の武器セットも用意されました。
画像はミサイル系を中心とした武器セットNO.1。

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こちらはドリル、ノコギリの回転系とマジックハンドが売りの武器セットNO.2。
NO.1・2は同時に発表されましたが、発売自体はNO.1が少し先行したようです。
価格は各500円。


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これらはゴム軸とプラの凸部を本体側の凹部にはめ込む構造です。

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各セットにはサイボーグ1号の腕に付けるジョイントパーツも同梱されています。

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これを使えばサイボーグ1号の武器としても遊べます。
1号用の初期の武器(サイボーグセット)はソフトビニール製ワンパーツで怪獣・怪人要素も含んだものでした。
ライダー用の武器セットは、1号の武器をシリーズの方向性に合わせてリニューアルする意味合いも兼ねていたようです。
また、のちに発売されたサイボーグステーションCX-1にも共通ジョイントが設けられていました。


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少し期間をおいて追加された武器セットNO.3では「サイボーグ武器セット」と改名され、1号のための武器であることが強調されています。
価格は値上げされて600円です。
目を引くのはロケットパンチのような武器で、マジンガー人気の影響が表れているようです。

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NO.3では一部の武器が直接1号に取り付けられるように改良されており、サイボーグセットのリニューアルであることが明確になっています。

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のちに武器セットNO.1も、同じ台紙に変更されました。
失くしやすいミサイルに予備が付くようになってありがたい配慮ですが、その変更のためか新たなST番号で翌1974年の発売だったようです。
価格も600円になっています。
なお武器セットNO.2の新台紙バージョンはまだ見たことがなく、発売されなかった可能性も考えられそうです。
発射系の武器が無いからか、人気がいまひとつだったのでしょうか?


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以上の2種とは別に、「サイボーグセットX」という台紙のバージョンも存在しています。
これは当時見た記憶がなく、なんとなく「武器セットの最終バージョンなのかな」と想像していました。

近年ようやく入手してみると、ST番号は「サイボーグライダー武器セット」と同じままで、ミサイルパーツの予備も付属なし、価格は500円となっています。
台紙がひとまわり小型化されていることも考え合わせると、オイルショックの影響が激しかった1973年末期から74年初期ころの一時期に紙不足に対応して作られたバージョンなのかもしれません。
台紙の表面にはサイボーグライダーの画像掲載は無く、位置付けが「1号用武器セット」に変わっているのがわかります。

この「サイボーグセットX」も、武器セットNO.2のものは見たことがありません。
そもそもNO.1という表示が無いので、この時点でNO.2は絶版になったのでしょうか?

詳細をご存知の方はご教示ください…(^^;

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[ 2019/10/21 18:21 ] 合金・プラトイ | TB(-) | CM(4)

V・V・V!(ブイ・ブイ・ファイブ)


今回はゆるく更新シリーズです。


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アクショントイズのミニアクションシリーズ、コンバトラーVとボルテスVが届いたのでバンダイのカプセル合体コンバトラーと並べました。
ほぼ同じ大きさで、構造や質感もよく似ています。

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ミニアクションシリーズは「今どきこんな価格帯で大丈夫なのか?」と不安でしたが、現物はとてもいい感じです。
見本画像で気になった塗装のチープさは改善され、可動部の設計や材質もよく考えられており快適に楽しめます。
このクオリティなら、同じキャラの超合金魂は手放しちゃってもいいかな…という気分にさせられるくらいです。
遅れているダイモスも楽しみ(^^

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もともと超合金魂という先達があるからこそ可能になった「おいしいとこ取り」ではあるわけですが、製品精度が高水準なのでストレス無く遊べるのがいいです。
いろんな要素が「ちょうどいい」感じにまとまっています。
この点は、ブレイブ合金やダイナマイトアクションなどの国内メーカー製品で苦い思いをさせられたのとは明確に違っているのでおすすめできます。






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ホビージャパンヴィンテージ第2号がイデオンプラモ特集とのことで購入しました。
税込み2640円という狂乱価格にあぜん……

特集内容はサブマリン側のデザイン画や素組みプラモ画像が多く掲載され、関係者取材も行われていてなかなか充実しています。
イデプラについてここまで詳細な記事ははじめてではないでしょうか。

ただしデータ面の詰めが甘いようで、アニメスケール第1号製品の1/420イデオンについて「1年後に光るイデオンに改修」との記述がありますが、これは事実誤認と思われます。
このイデオンについては以前も取り上げたことがありますが、あらためて情報を整理しておきます。


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これは週刊少年キング1981年3月20日号の表2に掲載されたアオシマの広告。
アニメスケールとしてはかなり初期のものと思われ、300円シリーズの発売を翌月に控えたころです。

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すでにこの時点で光るイデオンもラインナップされているのがわかります。
プラモデル50年史のデータCDアオシマプラモの世界(竹書房2001)によると420イデオンが1980年11月、光る~が同12月の発売となっており、年末商戦向けの高価格帯プラモだったようです。
なおシリーズナンバーは実際は420が№1、光る~が№2となっておりこの広告は誤記と思われますが、いずれにせよこの2種がほぼ同時に展開されていたことがわかります。


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これが420イデオン初版、セル画の箱絵が特徴です。
各部に合体を想起させる可動部分がありますがA・B・Cメカへの分離はできません。

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光るイデオン初版、やはりセル画のパッケージです。
420イデオンに2枚の新規ランナーが追加され、発光のほかに3機分離も可能になりました。
420と光る~は、初期生産分のみがセル画パッケージになっています。

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箱絵が変更された継続生産分の420イデオン。
箱サイズも少し変更されています。

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同様に普及品の光るイデオン。
新たに「光るアニメスケールシリーズ」の№1とされています。
初版に付属した3機分離のためのパーツはオミットされてしまい、ロボット形態での発光しかできない仕様に変更されています。

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これら箱絵変更分は、説明書の商品名が「ニューイデオン」とされているのも特徴です。


イデオン以外の記事ではコグレ特集が興味深そうです(まだ読めていませんが(^^;)
アオシマのブロックロボット・ロックバットの作例もあるのですが、写真構成に工夫が無く、魅力が伝わってこないのが残念です。
この雑誌の前身といえるキャラクターエイジ誌も、写真の使い方やカラーページの割り振りがどうにも妙な印象で、現在は休刊しています。

昔のプラモを扱う本は応援したいですが、この内容と定価のままで今後も存続できるのかと要らぬ心配をしてしまいます…


[ 2019/10/02 00:23 ] 暫定 | TB(-) | CM(2)