年末セブン

 
つなぎ更新です。



年の瀬ですが、今年はいろいろハードなまま終わりそうです。
そして来年は今年以上にハードになることが確定していますが、理想は高く持ち続けたいものです。



画像は成田亨氏が制作されたウルトラセブン立像のレプリカです。
成田氏はウルトラマン、セブン、ヒューマンという三大ヒーローの立像を制作されましたが、このうちマンとセブンは80年台末期にレジンキャストとソフトビニールによる二種のレプリカが販売されました。



これらは型取りのために分解した際に失われた刃物の厚み部分が考慮されていないようで、さらにソフトビニール版は素材の収縮のせいで接着面の角度が必ずしも適正になっていないようです。

画像の現物はこうした特質がわからないままに接着してしまったため当時から形状保持に無理があり、現在は経時による歪みも出ています。
同時に組み立てたウルトラマンはさらに歪みが大きかったため、パーツに分解して保存しています。
セブンもいずれは分解して、上記のような特性を考慮した上で組み直したいと考えています。

とりあえず成田彫刻で、来月復刊される成田亨画集への期待を高めましょう(^^

スポンサーサイト



[ 2017/12/24 16:08 ] 暫定 | TB(0) | CM(0)

成田亨画集 復刻


ミニ情報です。



すでにご存知の方も多いかと思いますが、1980年代に朝日ソノラマから発売された成田亨画集ウルトラ怪獣デザイン編・同メカニック編が2冊セットで再刊されるそうです。
発売元は復刊ドットコムで1月発売予定とのこと。

現在発売中の成田亨作品集(羽鳥書店)には未掲載の画稿も少なくないですし、特にウルトラ怪獣デザイン編には近年なぜか目に出来なくなっているウルトラセブン決定稿デザインが大きく掲載されているので、この点だけでも意義は深いと思います。

複雑な事情で長く絶版状態だった画集ですので、気になる方は確実に入手されることをおすすめします。
自分はソノラマ版を所有していますが、成田氏関連書籍の復刻支援のために、見たおし用としての購入を考えています。



画像の成田デザインメカは、放送当時にマルザンから発売されたゼンマイ動力ソフトです。


もともと有機的な形状・質感の表現に向いているソフトビニール素材で、メカニックを成型するのはいろいろ無理を感じます。
そのせいか、これらはブルマァクには継承されませんでした。


それでもインジェクション成型より少ない開発費でメカニックを玩具化できる利点もあるため、ブルマァクは新造人間キャシャーンのフレンダージェット、フレンダーマリンなどを同仕様で製品化していました。


[ 2017/12/07 01:12 ] 暫定 | TB(0) | CM(0)

UFO戦士 in 21st ceutury

ダイナマイトアクションダイアポロン



 エヴォリューショントイからダイナマイトアクション・UFO戦士ダイアポロンが発売されました。



かつてのブルマァク製ジンクロン合身セット同様、3体の小型ロボが組み替え合体でダイアポロンになります。
脚の長いスタイルはなかなかいいですが、頭が小さいのと拳が大きすぎるのがちょっと気になるでしょうか。
画像はスタンダードのジンクロンと並べて。



ダイナマイトアクションシリーズは磁石関節が特徴ですが、合金製の脚部は重過ぎて上げることが出来ません。



頭部はサイズが小さいためにカッチリした面出しが出来ていない上、フェイスガードの可動を無理矢理に組み込んだせいで造形が破綻している印象です。
口に当たるスリット部が太すぎて下品だし、アメフトモチーフの「ヘルメット感」が感じられません。



余ったパーツでオリジナルロボが作れるのもジンクロンと同様です。
各ロボット頭部は、目が立体的に曲面で彫刻されたうえに金色で塗装されているため、ロボットらしからぬ有機的な陰影が出来てしまっておかしな印象になっています。




今回のダイナマイトアクションは、長く商品展開が停滞していたダイアポロンの待望の合金玩具化ではあるのですが、どうにも「いまひとつ」という感じです。
造形のセンスを別としても、可動部分の構造設計がきちんとできておらず、パーツの成型精度も低いために扱いにくい部分が多くなっています。

例えばバンダイ製品と比較するのは酷だとしても、レイニング・ルーニーのメタルアクション・アストロガンガーはガッタイガーの頃より精度が向上しているし、アクショントイズの特撮合金・大鉄人17はほとんど文句の付けようがない完成度です。
ダイナマイトアクションシリーズが、ラインナップばかり増やす一方で品質に向上が見られないのは、ユーザーとしてちょっと考え直すべき状況かもしれません。



こちらは特撮合金・大鉄人17。
ストレスなく扱えて、よく出来ています(^^


[ 2017/12/05 01:55 ] 合金・プラトイ | TB(0) | CM(2)

ブルパンダ


早くも12月ですがいろいろ余裕がないので、今回はかわいいパンダに癒してもらいましょう。



画像のパンダは軟質ソフト製、頭部とボディの2パーツ構成です。




このうしろ姿……癒されます(^^


底部の穴には笛が仕込まれていて、ボディを押すと「キュキュ~」と鳴きます。
そしてその下のメーカー刻印を見ると…


ブルマァクのロゴ! これがこのパンダを所有している理由です(^^


梱包はSTマーク入りのビニール袋のみで、一見ブルマァク製とは気付きません。
ヘッダーが付いていないのが残念です。



とはいえ、前村教綱氏のリアルタッチのイラストにいつものロゴで「ブルマァクのパンダシリーズ」なんてヘッダーが付いていたら、購入層の女子にはむしろマイナスになってしまいそうです。
この仕様で正解だったのでしょうね。

袋のSTマークは番号が消えかかっていて発売年を特定できませんが、おそらく1972年度後半ころの発売ではないかと想像しています。





ところで、72年12月発売の原色怪獣怪人大百科第2巻(ケイブンシャ)には付録としてパンダのポスターが付いています。


この点についてよみがえるケイブンシャの大百科(いそっぷ社2014)では「怪獣・怪人となんの関係もないのに理解不能」というような記述がありますが、当時の読者のひとりとしては特に不自然な印象は受けませんでした。

1972年は、変身ブームの熱狂の一方で日中国交正常化の年でもあります。
中国お得意のパンダ外交で日本にはランラン・カンカンという2頭のパンダがやってきて、上野動物園で公開されるや大人気になりました。



幼年誌や学年誌から大人向けの週刊誌やグラフ誌にまでパンダの写真が掲載され、ぬいぐるみをはじめとした多数のオモチャが巷にあふれました。
文具店や駄菓子屋にはパンダをかわいらしくイラスト化した商品が並び、「ピンポンパン」などの子供番組ではパンダを題材とした歌が流れ、実写ヒーロー番組でもパンダを取りあげたストーリーやパンダをモチーフとした怪獣・怪人が登場しています。
73年2月に創刊したテレビランドは、画像の通りマスコットマークがパンダになっています。



こうした状況だったので、怪獣怪人大百科にパンダのポスターが付いたのはブームに乗ったサービスだったのでしょうし、読者にとっても悪くない付録でした。
当時は子供が多かったので、自分は興味がなくても妹・弟や姉などに喜ばれたケースもあったかもしれません。
パンダはある意味で72年度のヒーローのひとりだったのだろうと思います。




なお、ブルマァクのパンダの発売時期についてご存知の方はお知らせいただけると幸いです(^^;


[ 2017/12/03 21:36 ] 暫定 | TB(0) | CM(11)