古いCMを見る


大手動画投稿サイトでは、昔のCMなど興味深い映像が見つかることがあります。
今回はそうしたものをいくつか紹介してみます。

ほとんどが個人のアップした動画なのでリンクは貼りませんが、サイトのユーザーであれば誰でも見られるものです。
気になる方は商品名やキャラクター、会社名、または「19XX年CM」などのワードで検索してみて下さい。


















二見書房のウルトラマン書籍のCM。
アトラク用スーツのウルトラマンと軽快なBGMの組み合わせが第三次怪獣ブーム当時の雰囲気をよみがえらせて、見ていてちょっとクラクラします(^^












ポピーのウルトラマンファミリーCM。
クネクネ人形・ミニソフト人形セットのCMですが、飛び人形にはBIGウルトラマンが使用されています。
BIGセブンは手袋も塗装された初期版です。

このCMは光線の合成や爆発カットがひどい出来で、当時は「円谷プロも落ちるところまで落ちちゃったな…」などと感じていました。
実際にはスターウルフやウルトラマン80の特撮はすばらしいものだったので、このCMは円谷制作ではないのかもしれません。


















ポピーの仮面ライダー変身ベルト、再版時のCM。
初版では子供がポーズを取っていたのが本郷に差し替えられるなど、各部が微妙に異なっています。
「スカッと変身!」というナレーションが印象的です。

このCMではスノーマンにライダーキックを見舞いますが、「スノーマンはダブルライダーじゃないと倒せないだろ!」というツッコミが必要なのは再版時も変わらずです(^^















コイズミのライダーV3デスクCM、「きみのデスク!」というナレーションに聞き覚えがあります。
ライトを動かしたりして機能を紹介する構成は記憶にある旧2号バージョンとほぼ同じだったようです。

翌年はアマゾンデスクになったので、Xライダーバージョンは発売されていない可能性がありそうです。
ストロンガーは年末で放送終了したから、やっぱりデスクは存在しないのでしょうか?
















ポピーのちびっこふりかけCM。
アトラクションショーなどで使われていたと思われるマジンガーZが注目されます。
プロポーションは中の演者そのままのようで、高下駄などの構造にはなっていないように見えます。















ハラノ・グレンダイザージューシーCM。
ダイザーは高下駄式で全身がFRPのように見え、マジンガーZよりもかなり完成度が向上しています。
団兵衛のコスチュームも再限度が高く、牧場らしき場所でロケをするなどなかなかこだわりのCMです。

この種のアトラク用アニメロボットは、79~80年に特番でガンダムなどを見た記憶があります。
その後ダンバインなども存在したようですが、あまり画像が出てこないようです。

















タツノコランドのガッチャマンモデロックとキャシャーンプラモデルのCM。
映像構成はかつての「イマイのサンダーバード」などに近い印象ですが、このあたりにも今井科学とのつながりが表れているのでしょうか?















タカラのデラックス巨神ゴーグ。
角度によっては設定そっくりに見えて、出来のよさが伝わってきます。















ポエムのサイコアーマーゴーバリアン。
当時店頭で見た記憶がなく、CMも憶えていませんでした。
 














東映公式チャンネルで配信中のトトメス、CMでは顔のヴェールが付いていないのがレアですね(^^


















最後はCMではありませんが、サイエンスチャンネルのTHE MAKING プラモデルができるまで
これは公式配信なのでリンクを貼ってあります。
2001年当時のハセガワのプラモデル製作過程が見られてたいへん興味深いです。

このTHE MAKINGシリーズは他にもブリキロボットのできるまで、マネキンのできるまでなどおもしろい映像がたくさんあって、ついつい見ているとすぐに時間が過ぎてしまうので要注意です(^^


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[ 2017/04/23 17:50 ] 暫定 | TB(0) | CM(4)

連ドラの画面をキャプチャ


日テレ火曜夜10時放送のドラマの画面キャプチャ。



といっても放送されたのは2007年、作品名はセクシーボイスアンドロボ(通称セクロボ)です。
クローバーのザンボット3コンビネーションジュニアが大写しになり、隣にはダイカストデラックスダイターン3も並んでいます。
主役の一人でロボットオタクのサラリーマン、通称ロボの部屋が初めて写るシーンです。



こちらは同シーンのメイキング映像より、奇跡合体イデオンも並んでいます。
さすがにガンダムはいろいろマズイのか、画面に出ませんでした(^^

このドラマの脚本担当の木皿泉氏は「野ブタ。をプロデュース」「Q10」「富士ファミリー」などで知られていますが、セクロボは完成度も視聴率も他作品より一段落ちるという評価のようで、あまり話題にされることがないようです。
自分の場合はこの作品で木皿泉という存在を知ったので、やはり思い入れがあります。


なお、本格的連ドラとしては処女作の「すいか」には「シン・ゴジラ」の尾頭役で知られる市川実日子さんがレギュラー出演しています。
尾頭とはまったく異なる、若くはつらつとした市川さんが見られます(^^


[ 2017/04/17 00:47 ] 暫定 | TB(0) | CM(0)

ゴワッパー4


タカラが1976年に発売したゴワッパー5ゴーダムシリーズより、マグネモマシンに対応したゴワッパー人形です。


後のゴーダムはサンゼンのミサイルソフト人形。

5人のうち津波豪は未入手で、ヒーローなので人気が高いようです。
基本的に軟質プラのような材質ですが、岬洋子のみ胸部・下脚部が金属で、津波豪も同仕様と思われます。
追記:津波豪含む5人はこちら

顔がシール処理なのは一見すると手抜きのようですが、現物はかなり小さいのでこれもアリだと感じます。
手首や関節は、近年の玩具でも類を見ない繊細さです。



こうして並べるとミクロマンが巨大に感じられるという倒錯が生じるほどの小サイズ。
あらためて、このころのタカラの企画・開発力は尋常でないと感じます。

この方向性が、Zマン55やインチマン=ダイアクロンに発展していくのでしょうか。


なお、この人形を乗せるマグネモ・ゴワッパーマシンも全5種のうちヤドカリジープが入手できず。
コンプリートというのはむずかしいですね…



[ 2017/04/10 21:36 ] 合金・プラトイ | TB(0) | CM(0)

ポケットパワーの背景を推理

ポケットパワーの背景を推理する



アオシマが1980~81年に発売したロボットプラモ、「ポケットパワー」シリーズ。
トライダーG7、イデオン、ダイオージャ、シャイアードの4作品が商品展開されました。 
追記:ダイターン3もポケットパワー化されています。ケアレスミスです(恥

このシリーズの特色は、カプセル自販機のようにロボットの体内からミニチュア入りのカプセルが出てくるというギミックです。





画像のように、カプセルもその中身もパーツ化されています。
イデオンの場合、合体前のA,B,Cメカらしきパーツのほかにカセットテープ、トランシーバー、ヘリコプター、拳銃?
なども入っています。
作品内容とは無関係なこうした仕様や「ソロシップイデオン」などのオリジナル形態のせいで、このシリーズはネタプラモとして扱われることが多いようです。

とはいえ、ロボットプラモにカプセル自販機(ガチャガチャ)の要素を取り入れようという発想はどのように生まれたのでしょうか。



当時のアオシマ関係者は超絶プラモ道(竹書房2000)でのインタビューで「低年齢向けに開発したもの」「あの頃子供にガシャポンが流行ってたから」と発言しています。
これをもう少し具体的に考えてみます。






1970年代末~80年代初頭のころ、ガチャガチャではウルトラ怪獣消しゴムが人気を集めていました。
こうした「キャラクターをかたどった消しゴム」は70年台初めころから存在していたようです。



当初、この種のキャラクター消しゴムは画像のような単品・袋入りで販売されるケースが多かったようです。
それらはセイカなどの文具メーカー系とポピー・ブルマァク・オンダなどの玩具メーカー系の2系統があり、それぞれ文具店、玩具店を中心に流通していました。
こうした単品売り消しゴムは、キャラクター商品として定番ではあってもやや地味な存在だったという印象があります。



そんな状況下、1976年後半からスーパーカーブームが巻き起こります。
画像の大型カードはロッテ、小型カードは雪印の販促品で、いずれもスーパー・食料品店でもらえたもの。
ミニカーはマセラティ・ブーメランは永大製、童夢-零はカドー製です。

このブームで、主に20円のガチャガチャで販売されるスーパーカー消しゴムが小学生に大人気になりました。
消しゴムなので学校に持っていけるため、ノック式ボールペンを使ったレース遊びが流行したのです。

以前の記事でも触れましたが、このブームではスーパーカーは低年齢層には自動車というよりキャラクターに近い受容のされ方をしており、その意味でスーパーカー消しゴムもキャラクター消しゴムに近い存在でした。
そのためスーパーカーブームが下り坂を迎えると、代わりにアニメ・特撮キャラクターの消しゴムがガチャガチャに投入されるようになりました。

その結果、1977年に登場したキャラクターまでは単品袋入りが主流だったのに対し、78年登場キャラクターからはガチャガチャでの流通がメインになっています。



キャラクター消しゴムの販売経路はこの時点で文具・玩具系から駄菓子屋系に主流が転換し、ガチャガチャだけでなく定番の引きものなどに投入されたり、袋入りセットなども発売されるようになります。
駄菓子屋流通になることで、キャラクター消しゴムは子供にとってより身近な存在に位置づけが変化したように思われます。

そして1978年夏ころから、スーパーカーと入れ替わるようにウルトラ怪獣消しゴムが人気を集め、第三次怪獣ブームの中で膨大な種類が発売されることになります。
アオシマ関係者の感じた「ガチャガチャの流行」とは、具体的には以上のような状況だったと考えられます。



このころ、機を見るに敏なアオシマは怪獣ブームを受けて79年春から放送された炎の超人メガロマンの模型化に取り組んでいます。
商品内容はかつてのようなゼンマイ歩行のヒーロー・怪獣ではなく、作品内容とは無関係なオリジナルメカが主流で、むしろ自社オリジナルのレッドホークシリーズなどに近いものでした。


注目されるのは、それらメガロマンプラモに「消しゴム人形」が付属していることです。
ガチャガチャでの怪獣消しゴム人気をキャッチしていたアオシマは、自社プラモにそれを取り込もうとしていたのです。
ただし第三次怪獣ブームの本質は「リバイバルブーム」だったため、新ヒーローのメガロマンは人気を得ることができず、アオシマのプラモの販売成績もよいものではなかったようです。






一方、メガロマン同様79年4月から放送されていたドラえもんを商品化するポピーは、このころ「超合金ガチャガチャドラえもん」を発売しています(画像は超合金ポピニカ大図鑑/グリーンアロー1997より)。
ポケットからひみつ道具を取り出すというドラえもんの特徴を活かし、子供にとって身近なガチャガチャの要素を併せ持つという意欲的な玩具で、人気のヒット商品になりました。

ガチャガチャドラえもんのヒットを見たアオシマは、

「しまった、そっちだったか!」

と思ったのではないでしょうか。

ガチャガチャの人気には注目していたものの、中身の消しゴムにばかり意識が向かい、カプセル自販機自体の魅力を見逃していたわけです。




以上のような経緯を経て、翌80年2月から放送されたトライダーG7において、アオシマはロボットをカプセル自販機に見立てた「ポケットパワー」の発売に到ったのではないか、というのが当ブログの推測です。

とはいえドラえもんからひみつ道具が出てくることには必然性がありますが、トライダーやイデオンからカプセル入りのカセットテープやヘリコプターが出てきても作品世界とはなんの関係もないわけで、対象の低年齢層であってもあまり魅力を感じられなかったのではないかと思いますが、どうだったのでしょうか?

結局ポケットパワーは、ガンプラブームによる「アニメスケール」への注力に伴ってダイオージャを最後に終了しています。






以下は蛇足です。


ガチャガチャドラえもん以前に、「腹部からものを取り出すマスコットロボット」の合金玩具として、ブルマァクのジンクロン・ろぼっ子ビートンが存在しています。
主役のビートンは3種類が発売され、画像は最小サイズです。



ビートンの放送は76年秋からで、当時はロボコンが高い人気を持続していました。

ビートンの商品化ではライバルロボのブリキンだけでなくガキおやじという中年おやじまでプラモデルや合金で発売されていますが、これはロボコンに登場するさまざまなロボットが超合金やソフト人形で発売されていたことにならっての展開と思われます。
ジンクロンビートンのCM映像が超合金ロボコンシリーズのそれに酷似しているという事実からも、そうした傾向が感じられます。

たしかにロボパーやロボペチャなどが続々商品化されている状況では「ガキおやじだって売れるだろう」と考えてしまうのも無理からぬことかもしれませんが、やはりジンクロン・ビートンシリーズの売れ行きはよくなかったようです。
ビートン自体のジンクロンは、中サイズではルーレット、大サイズではスロットマシーンとして遊べる機能が付加されていましたが、作品世界とは無関係なギミックでは子供に強く訴求することは出来なかったのではないかと思われます。


ポピーは超合金でドラえもんを商品化するにあたり、似たような特徴を持つジンクロンビートンの失敗や、キャラクターの個性に合わせたギミックを工夫したロボコンシリーズでの経験を踏まえて仕様を検討したのかもしれません。
単に形状を合金で再現するだけでなく、「腹部からひみつ道具を取り出す」というキャラクター性をきちんと製品に反映させ、さらに子供にとって身近で人気のガチャガチャの要素まで取り込むという商品企画は、やはり「さすがポピー」です。


[ 2017/04/09 00:03 ] 暫定 | TB(0) | CM(17)

バルバルイーグル



ポピー製BIGソフトとメディコム・RAHのバルイーグル。
BIGソフトはバルカンスティックが欠品、RAHはシールやスティックは未使用の状態です。
戦隊ではデンジマンが好きですが、サンバルカンのデザインのかっこよさも捨てがたいと感じます。



当時テレビマガジンで初めてサンバルカンを見た時は、「ほとんどデンジマンと同じじゃん、こんなんでいいのか?」とちょっとあきれたことを憶えています。
スーパー戦隊共通のゴーグルフェイスは、その時点ではまだデンジマンに固有の特徴という認識でした。
主題歌の「不敵な仮面は黒マスク」という歌詞にもそれが表れていたと思います。

翌年、ゴーグルVの登場時には「色変え+ゴーグル」がデザインの共通コンセプトと理解しましたが、個人的にはその頃から戦隊への興味は薄れていきました。
とはいえその後もチェンジマン、ジェットマン、シンケンジャーなど、お気に入りの戦隊にも出会っているのですが
(^^


そういえば1984年の春にも、テレビランドの表紙にシャイダー、バイオマン、マシンマンが並んでいるのを見て
「全部同じコンセプトのバリエーションじゃん、こんなんでいいのか?」とあきれかけたことがありましたね…(^^;


[ 2017/04/06 23:54 ] ソフト人形 | TB(0) | CM(7)

タイレルマシンの実体



タカラのミクロマンより、1977年のミクロマンコマンドシリーズで発売されたタイレルマシン。

発売当時には手にすることはなく、広告写真などを見て「タイレルP34風のオリジナルマシン」なのだろうと思っていました。
近年実物を入手してみると、車体の形状はどこかで見たことがあるような気がします。




フロント部分のマーキングからブラバムBT45Bが思い当たりましたが、ボディ形状はまったく異なるようです。
画像は永大・テクニカ43のブラバム。



正解はこちらでした、1976年のチャンピオンマシンとして人気だったマクラーレンM23。
画像はコーギー製のダイキャストミニカーです。




つまりタイレルマシンとは、マクラーレンM23をタイレルP34風のブルーボディーの6輪車にしてブラバムBT45B風のフロントマーキングをほどこしたもの、というハイブリッドな要素で構成されたマシンだったようです。
F1の知識があればすぐにわかるのでしょうが、門外漢にとってはなかなかわかりにくい実体でした。




ミクロマンコマンドはスーパーカーブームと同時期だったので、他にコスモポルシェ、コスモカウンタックというスーパーカー風のマシンも発売されています。
カウンタックは一目瞭然ですが、ポルシェはどんな実車をモデルにしたのでしょうか。


ポルシェはどれも似た形状なのではっきりわからないのですが、このあたりでしょうか?
画像はポルシェカレラRSRターボ、オートアート製1/18モデルです。
ただしマーキングシールはまた別の車種を参考にしている可能性がありそうです。






これらコマンド期に発売されたマシンは、前年のスパイ・カーシリーズと比べるとデザインの練り込みや遊び甲斐が大幅に後退しているように見えて、存在感が薄いようです。
発売当時に積極的に欲しいと思わなかったのは、そうした印象があったからでした。
上のカタログ画像でもミクロマンらしいメカはアースジェッターだけで、他3種はどうも魅力が乏しく感じられてしまいます。

とはいえ、これは1977年の商品展開の全体像を考えると仕方のないことだったようです。



この年のミクロマンは、ロボットに近いデザインになったタイタンコマンドに始まってジャイアントアクロイヤー、メカアクロイヤー、ロボットマシーンZと大型ロボットキャラクターを連発しています。
さらに電動大型メカのサーベイヤー3種もやつぎばやに発売され、前年までとは商品内容も発売ペースもかなり異なる展開になっています。

こうした発売ラッシュのなかではコマンド・カーなどのマシンシリーズは脇役にすぎず、開発に割けるリソースも限られていたのではないかと想像されます。
前年のスパイマジシャンではスパイ・カーシリーズがメイン商品だったのとは対照的です。




1976年までのミクロマンにはどこか小学生向けの知育玩具のような雰囲気があり、ポピーの超合金などとは出自も対象層も微妙に異なっている印象がありました。
しかしスパイマジシャンシリーズは未発売商品が複数あることなどから人気はいまひとつだったようで、その結果1977年からは対象年齢を下方修正したのではないかと思われます。

ロボットを展開のメインに据えたのはおそらく従来より低い年齢層を意識してのことで、この時期からミクロマンは男児向けキャラクター玩具としてポピーと同じ顧客を奪い合う態勢になったように思えます。
その延長上にダイアクロンとミクロチェンジが産まれ、トランスフォーマーに発展して現在に至るのですから、タカラの判断は正解でした。

ただし初期のミクロマンを体験した世代としては、幼年向けに変質していくミクロマンを見るのはさびしいような複雑な心境でした。





以下は蛇足。


手元のタイレルたちを並べてみました。
向かって左から永大のグリップテクニカ(ドライバーはロータス78から転用)、タイレルマシン、ジョイントコンバトラーVデラックス、京商1/18リアルモデル。

四つそろって 「われら、タイレル電撃隊!」




真ん中にポルシェが割り込んで、「ビッグ・1 ! ! 」




[ 2017/04/02 23:22 ] 合金・プラトイ | TB(0) | CM(9)