BIGウルトラ兄弟

BIGウルトラ兄弟


つなぎ更新です。



ポピーが1978~80年に発売したBIGウルトラマンシリーズを並べてみました。
ちょっと並びがいびつですが、直す余裕がありません(^^;

並べてみると、初期のウルトラマンなどではおとなしめだった造形が次第に力強くなっていくのがわかります。
ジョーニアスでは頭が小さくなり、ラストのエイティはかなり筋肉質で拳も大きくなっています。
造形担当はすべて同じ原型師さんだったと思われますが、こうした変化が観察されるのは興味深いです。


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[ 2016/03/24 10:38 ] ソフト人形 | TB(0) | CM(8)

スーパーずかん(幼稚園増刊付録)

スーパーずかん(幼稚園増刊付録)
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1970年代初め、小学館の低年齢向け学習雑誌では「怪獣もの」を題材とした別冊付録が多数制作されました。



1970年度まではイラストによる怪獣図鑑や恐竜との併載などでしたが、71年度後半以降は写真主体の内容に変更されてその数が激増しています。
こうした状況の背景には、怪獣のカラー写真を求める児童による5円ブロマイドの人気と、それに呼応した講談社たのしい幼稚園の写真絵本の好評などがあったと思われます(参照1参照2)。



私はこれらに該当する世代だったのでその存在を当然のように思っていましたが、このような写真主体の別冊付録の発行ラッシュは71年度後半から73年度初め頃までのごく限られた時期に特有のものだったようです。





中でも円谷系の作品については写真とコマ焼き画像を併用した凝った誌面作りになっており、見ごたえのある付録が少なくありません。





もちろん他社作品についても、現在では見られない写真で構成された誌面が魅力的です。





これらの別冊付録については玩具人生第一号(音楽専科社2000)で詳しく紹介されています。
1971~73年度のよいこ、幼稚園、小学一~四年生で制作された別冊付録をリスト化し、そのほとんどの表紙画像を掲載するという密度の高い記事になっています。



さらに74年度以降のものや他社の代表例などもある程度は紹介されており、至れり尽くせりの内容です。

私もこの記事を拠りどころに収集を進めてきて、「自分が欲しいものはだいたい揃ってきたかな」などと考えていたのですが…



玩具人生には掲載されていない付録に出会ってしまいました。
画像の「スーパーずかん」、一見キャラクターものとは無関係なようですが…


裏表紙には73年度のヒーローたちの姿が!

これは幼稚園1973年9月号増刊の別冊付録です。
玩具人生のリストは増刊号が対象から洩れていたので存在を見逃していました。





幼児向けなので文字情報はありませんが、写真掲載はなかなか充実しています。



ジャンボーグAやキカイダー01は自社スタジオでの特写が使用されています。


タロウもスタジオ特写、イナズマンは最初の撮影会でのNGコスチューム状態の掲載です。
他に風雲ライオン丸やガッチャマンも掲載されています。




小学館の学習雑誌では夏休みと冬休みに合わせた増刊号の発行が通例ですが、必ず毎年度作られるわけではなく存在自体が不確定です。
そのうえ発行部数は本誌より少なかったようで、入手は簡単ではありません。
図書館などに収蔵が無ければ、別冊付録の存在については前後の本誌での告知ページなどを手がかりに有無を調べるくらいしか方法はなさそうです。

今回の「スーパーずかん」以外にも別冊付録が存在している可能性はあると考えられます。
写真がふんだんに使われた「キカイダーだいずかん」とか「サンダーマスクひみつずかん」なんてものが存在している確率もゼロではないわけで……

う~む、困りました(^^;


[ 2016/03/15 00:25 ] 書籍・雑誌 | TB(0) | CM(4)

超合金スーパーミクロ

超合金スーパーミクロ


ミクロマンの情報補完シリーズ、今回はタカラの1975年セールスマニュアル掲載画像を取り上げます。


スーパーミクロマンの新製品告知画像です。
この時点では商品名はスーパーミクロとされており、ズバリと超合金と書かれています。


文字情報でもやはりマンは付かず、名称は「スーパーミクロ」です。

ミクロマン開発者の小川岩吉氏は、インタビューなどで時計の秒針にミクロマンを接着したディスプレイについて印象深そうに語っており、開発当初は合金化することは考えていなかったと思われます。
ミクロマンの発売は超合金の大ヒットと同時期だったので、営業など他部署から合金化を求める声が上げられた可能性が考えられるかもしれません。
この時点で「超合金」と記載されているのは、超合金大ヒットの直接的な影響が表れているようです。



こちらはアクロイヤーのデザイン画と思われる画像。
製品では省略されてしまったディテールが興味深いです。肩は一軸回転のみで腕を開く動きは出来ないように見えます。



M111の画像。頭部がのちのタイタンを思わせるようなメカニックなものになっているのが衝撃的です。
「ブレストが内蔵されてサイボーグ的に進化した」という設定を体現しているのでしょうか。
ボディはほぼ製品に近いものになっています。



同様に、M121の画像。これらがこのまま発売されていたら、その後のミクロマンの展開はどうなっていたでしょうか。

なおM111とM121の画像は当時のテレビランドの広告にも小さく掲載されており、ファンの間では広く知られているようです。





ついでに、前回取り上げたスパイ・カーの仲間についても触れておきます。


ピッチングマシンとして遊べるスパイボーイ
エスカルゴの仕様変更品で、本体色は青と白の2種があります。発売はスパイマジシャンシリーズより早かったようです。


スパイ・カーと同様にカラーリーフレットが封入され、裏面が組み立て図になっています。




スパイボーイは子供自身の遊びが強調されているのでミクロマンのメカとしては番外編的な存在と思われがちですが、リーフレットや箱の掲載画像を見ると正統なミクロマシンであることが再認識されてちょっと新鮮です。



ミクロマンを乗せて実際に飛ばせるスパイヘリ画像の箱はちょっと色あせ気味です。
発売はスパイボーイより先で、ミクロマンにスパイ要素を導入した最初の製品です。


こちらは子どもの屋外での遊びを主眼とした製品ですが、箱裏に掲載された画像ではロードステーション基地と巧みに絡めています。


これらの延長上の新展開としてスパイマジシャンでは子供自身が使う盗聴ガンや潜望鏡、化学実験セットなどのスパイアイテムの発売が予告されましたが、残念ながら未発売に終わりました。

初期のミクロマンは科学的な知育玩具のような雰囲気をまとっていて、学研の○年の科学の付録と重なるようなイメージもありました。
もしもスパイアイテムが発売されていたら、それはミクロマンと科学の付録が最接近する製品となっていたかもしれません。

実際にはこうした「小学生の子供自身の遊び」という方向性の商品展開はうまくいかなかったようで、以降のミクロマンは男児向けキャラクター玩具の本流に舵を切り、少しづつ対象年齢を下げて幼年向けに変質していくことになります。


蛇足ですが、予定されていたスパイアイテムの一部に近い玩具(パチンコなど)は、ほぼ同時期の「少年探偵団」(1975年10月~76年3月のキャラクター玩具としてポピーが商品化しています。
番組中ではBD7のメカとしてミクロマンのエスカルゴがそのまま使用されており、このあたりの相互に影響を与え合っている状況は興味深いです。


[ 2016/03/08 00:21 ] 合金・プラトイ | TB(0) | CM(7)

スパイマジシャン スパイ・カーシリーズ

スパイマジシャン スパイ・カーシリーズ



タカラのオリジナルキャラクター玩具ミクロマンは、1976年度は「スパイマジシャン」シリーズを展開しました。
その専用マシンスパイ・カーシリーズ全6種が揃ったので並べてみました。



1.マリンコンドルと2.シースパイダーは水中モーター同梱で各680円。
3.レーシングウルフと4.ドラグタイガーは各480円、5.ジャイロパンサーと6.ジェットミラーは各580円でした。
価格帯で箱のサイズが微妙に異なっています。




基本的に画像向かって右の冊子カタログが封入されていたようですが、手元のジェットミラーには左のコマンド期のカタログが入っていました。
新シリーズに移行した後も生産が続いていたことがわかります。


通常付属しているカタログには当初スパイマジシャンの試作品が掲載されていましたが、製品完成後には市販品の写真に差し替えられました。
同様にイラストだったスパイ・カーは製品写真に変更されています。
表紙などはまったく同じなので、この変更は冊子を開いてみないとわかりません。



各マシンには2種類づつのリーフレットが封入されており、裏面が単色の組み立て図になっています。




ただしコマンド期生産分のジェットミラーはリーフレット裏面に印刷が無く、組み立て図は別紙になっています。
この仕様は他のマシンも同様だったのかは不明です。


ドラグタイガーは前部パーツの組み付け方法が変更されたため、変更後には補足の説明図が入っています。


こちらはマリンコンドル設計変更に伴うお詫びの紙片ですが、なぜか手元のマリンコンドルには入っておらずシースパイダーに封入されていました。


これが「お詫び」の対象になった掲載写真ですが…


実際にやってみたら問題なく合体できました……?
強いて考えると、水平翼の差し込み部分が数ミリしかなくてやや安定性に欠けるのが問題とされたのでしょうか?






スパイ・カーは7番目のメカとしてスカイシャークの発売も予告されていましたが、未発売に終わりました。
カッコイイデザインと玉入れゲームに期待していたのですが……残念。



なお、ドラグタイガーだけは新品が入手できず、妥協しています。
こんなふうに気軽に遊べるから、まあいいか(^^


[ 2016/03/04 21:32 ] 合金・プラトイ | TB(0) | CM(2)