ブラックロボクレス

ブラックロボクレス
 
 

画像はサニーから発売されたブラックロボクレスというプラモデルです。
ロボクレスはブロッカー軍団Ⅳマシーンブラスターに登場した1号ロボで、放送当時にブルマァクからプラモデルが発売されました。ブラック~はその再版です。
 
ブルマァク版には胸部から円盤を発射するギミックがあったようですが、サニー版では省略されています。
スケール表示があることや「銀河系機甲戦士」といった表記からガンプラブーム時の発売だったようで、一見無版権品のように見えますが日本アニメ企画の許諾を受けた正規品です。
 
ブルマァクでは主役ロボのボスパルダーも発売されましたがそちらはサニーでは再版されず、ブラックロボクレスと同時期にはやはり旧ブルマァクのメカンダーロボが「レッドメカンダー」名義で再版されています。
 
ブルマァクはスタンダードのジンクロン合金や合身ロボというプラモデルでもロボクレスを商品化していますが、それらのシリーズではメインロボのボスパルダーが発売されていないのが不思議です。
番組メインスポンサーのタケミとの兼ね合いで商品化権に制約があったのでしょうか。あるいは「1号ロボが主役だ」と誤解して先走った結果のようにも思えますが……?
 
 

ブラックロボクレスの黒いボディに金のストライプというアレンジには、1978年に発売された超合金ブラックライディーンの影響がありそうです。
パーツは黒一色で成型され、金色のメッキシールも付属します。
 

ただしシールは箱絵を参考に適当に切って貼るという、アバウトなものです(^^;
 
 


超合金Walker(KADOKAWA2015)掲載の村上克司氏の談話によると、ブラックライディーンの発売は「アニメ誌が超合金の広告を掲載してくれないのがくやしかったから」という理由があったそうです。
画像の広告はロマンアルバム勇者ライディーン(徳間書店1978)の表4に掲載されたもの。村上氏としては念願かなった広告ということになります。
 
ブラックライディーンの発売当時には、大人向けキャラクター玩具という概念自体が存在していませんでした。
実際の売り場では超合金のスタージンガーやレオパルドンなどと一緒に売られており、下手をすると隣にガチャガチャドラえもんが並んでいたりして、高年齢向け玩具としての存在感はまだ薄かった印象があります。
 
 

超合金ブラックライディーンは入手困難なので、THE超合金や画像のスーパーロボット超合金で我慢しています(T T
郷文製の黒いライディーンは手元にあるので、フラットブラックで塗装してシールを自作すればブラックライディーンが再現できるはずですが、自分にそれだけの技術・環境・時間を手に入れる時がくるだろうかと考えると、ううむ…
 


ブラックライディーンの黒いボディに金ストライプというデザインは当時人気のF1マシン、ロータス78を連想させます。当時のロータスはJPSというタバコメーカーがスポンサードしており、商品のボックスデザインに合わせたカラーリングになっていました。
 
1976~77年のスーパーカーブームではF1マシンのプラモや玩具も多数発売されていて、JPSカラーはよく知られたものでした。
従来にない高年齢向けキャラクター玩具のデザインとして、大人の男のかっこよさを象徴する(と思われていた)タバコの意匠を参考にしたのは、ある意味で自然な流れだったようにも思えます。
 
 

タカラが1981年に発売した1/72デュアルモデル・ダグラムも、ボックスデザインはバイスロイという洋タバコを参考にしたと関係者が語っています(モデルグラフィックス2015年2月号)。
また、ライターが変形するゴールドライタンの発想もタバコ関連の流れでブラックライディーンとつながっているのかもしれません。
 
 

画像は当時発売されていた合金ミニカー、グリップテクニカ。
1/20スケールで価格は1500~1700円程度なので、キャラクター玩具におけるスタンダード合金に近い位置付けになっていました。
奥からフェラーリ312T2、JPSロータス78、タイレルP34。
 
 

グリップテクニカのJPSロータス78には画像のようなデラックス版も存在しています。
交換用のレインタイヤやドライバー・ピットクルーのソフトビニールフィギュアなどが付属した大箱セットで、77年の年末商戦向けだったのではないかと想像していますが、詳細不明です。
 
 

グリップテクニカの一般車は1/28で展開されましたがこちらにもデラックス版が存在するようで、1/20にスケールアップしたランチャ・ストラトスの大箱セットが確認されています。
 
クルマについては実車・玩具とも知識が皆無なので、こうした商品について詳しい資料をご存知の方はご教示いただけると幸いです。
 
 


 

 
最後は当ブログらしい画像で(^^
 
 
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[ 2015/03/23 12:05 ] 暫定 | TB(0) | CM(15)

初期ベスト・メカコレクション

つなぎ更新です。
 

合体マシンではないですが、初期のベスト・メカコレクションも4つそろうとうれしいです。
ガンダムの初版はハードルが高いので、画像のガンダムは普及品ですが(^^;
 
同じベストメカコレでも、初期のダイデンジンとゴッドシグマはそれぞれ変形・合体のギミックを再現しています。
ゴーディアンは関節可動がメインですが脚の付け根は可動せず、黒ヒョウのクリントが付属するなど低年齢向けのオモチャっぽさが残っている印象です。
NO.4のガンダムに至って、初めて関節可動自体が製品の「売り」になって、箱側面にもその旨が明記されています。
 
1/144ガンダムはガンプラ第1号として有名ですが、ベストメカコレシリーズの商品内容を決定付けたという点でもターニングポイントになっているようです。
なお、ダイデンジン以外は大型の接合ピンが使用されており、このころスナップフィットへのトライが行われていたらしいことがうかがえます。
 

 


これは玩具商報1980年7月号掲載のガンプラ新発売情報。
1/144ガンダムは「ミニガンダム」と表記され、ベストメカコレシリーズでなく「ガンダムシリーズ」とされている点など興味深いです。
また、この時点では商品仕様は二色成型とされています。
 
 

ベストメカコレは画像のようにふたつの枠が連なった状態で成型されて、真ん中で切断して梱包されています。
(画像は日経キャラクターズ2005年11月号特別付録の1/144ガンダム)
 
ダイデンジンやゴッドシグマは2色のプラ素材で2種類のランナーを生産し、中央で切断して異なる色の組み合わせにして梱包していました(ゴーディアンは青の単色成型)。
当初はガンダムもこれに倣って白と黄色の2色成型が予定されていたことが関係者の談話で語られており、この告知の記述はそれを裏付けています。
 
ガンダム独特の緑がかった白の単色成型になったのはかなりギリギリのタイミングだったようです。
1/100ガンダムのハイパーバズーカも金型完成後に急遽追加されたものだったし、このあたりの微妙な変更判断は、ガンプラが高評価で受け入れられる上で意外に重要な要素になっていたように思います。
 
 
 
[ 2015/03/08 02:30 ] 暫定 | TB(0) | CM(9)