パズルモ スペイザー


パズルモ・スペイザー。


製品番号と価格/8808-100。箱デザインから他のラインナップの紹介が消えています。
グレンダイザーの分離タイプ箱も同様のデザインと思われます。


組み立て図の印刷は黒。


スペイザー本体のパーツが大きいのでボリュームが感じられます。


完成状態。コロ走行可能。3色成型できれいな仕上がりです。


下面にはダイザーの腕のモールドがあります。


両端の円盤部はスピン・ソーサーを再現。


ダイザー部分をはずしてスペイザー単独形態にもできます。


ダイザー頭部はパズルモ・グレンダイザーとは印象の異なる造型です。


分解状態。スペイザーには分解のキーパーツはなく、各部のはめ込みだけで構成されています。


グレンダイザーとは成型色が異なり、キャラクターに応じた色選択が確認できます。



パズルモは全7種ですが、本項では6種を取り上げました。
ストロンガー入手の折にまた更新いたします。
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[ 2008/10/25 11:51 ] パズルモ | TB(0) | CM(0)

パズルモ グレンダイザー


パズルモ・グレンダイザー。


製品番号と価格/8806-100。画像は一体型の箱です。
<追記>分割箱タイプについてはINDEXの「パズルモ・パック改訂」のリンクからご覧下さい。


組み立て図は箱の底面に印刷されています。内袋はなくパーツは直に入っています。


完成状態。ライディーンと異なり下半身に可動はありません。


頭部と肩は可動、パンチと膝から下は回転。


胸部の反重力ストーム発射部がキーパーツになっています。


分解状態。腕部・脚部はムクパーツです。


ジョイントモデルと比較すると、パズルモは等身が低く肩幅が狭いです。色彩はよく似ています。


グレンダイザーには従来の単色成型の廉価プラモも存在しています。
こちらは7.5cmほどの小さなものでスペイザーとセットになっていました。ただしダイザー頭部は共用のため同時に二形態を組むことは出来ない仕様でした。。
[ 2008/10/24 13:56 ] パズルモ | TB(0) | CM(0)

パズルモ ゴッドバード


パズルモ・ゴッドバード。


製品番号と価格/8804-100。箱デザインはライディーンと共通です。


梱包状態。下箱の組み立て図は黒の印刷です。


画像上がゴッドバード、下がライディーンのパーツです。腕部以外の大半を共用した設計になっています。


完成状態。ライディーン形態のバランスが優先されているため、機首が小さい印象です。


下面のタイヤで機体を支えます。分解のキーパーツはライディーンと同様の突起部分です。


脚の長いライディーンのパーツなので後面は迫力があります。


分解状態。脚の関節部にはあらかじめ角度の付いたパーツを内蔵することで固定にしています。


下半身はライディーンのパーツに換えられますが、ゴッドバード形態ではパーツの自重で脚が下がってしまいます。


バランスはライディーンが、色彩はゴッドバードが良いようです。


従来の廉価プラモとの比較。変形と無関係な従来品の方がスタイルバランスはいいです。
[ 2008/10/22 23:18 ] パズルモ | TB(0) | CM(0)

パズルモ ライディーン


パズルモ・ライディーン。


製品番号と価格/8805-100。箱側面のラインナップ紹介はライディーンとゴッドバードに変更され、塗装済み完成品の画像が追加されました。


梱包状態。組み立て図の印刷は青色です。


ライディーンのパーツはその大半をゴッドバードと共用することを前提に設計されています。


完成状態。脚の長いスマートな体形はジョイントモデルとよく似ています。
背中の突起が分解のキーパーツです。


股関節と膝が前後に可動するためポーズの幅広さはパズルモ随一です。


分解状態。顔のカバーやゴッドゴーガンなど、パーツ割りは他のパズルモより細かくなっています。


従来の廉価プラモとはサイズ・プロポーションなどまったく異なります。
一方パズルモのなかではもっともジョイントモデルに近い出来となっています。
[ 2008/10/21 00:10 ] パズルモ | TB(0) | CM(0)

パズルモ ロボコン


パズルモ・ロボコン。


製品番号と価格/8801-100。分離箱のデザインはアカレンジャーと共通です。


組み立て図は紫色の印刷。


パズルモの中でロボコンのみ成型色が2色です。
できれば目やハートマークなどは白色パーツを採用して欲しかったところ。


完成品の前・後。撮影用のぬいぐるみよりも等身が低く、全体に子どもっぽい体型です。
「ロボット学校の生徒」という設定からすると、むしろ望ましいスタイルかもしれません。


頭部と肩は可動、ブーツの付け根が回転。胸のカバーを開くと内部メカが見えます。
頭部アンテナは本来正面向きですが、頭部パーツ固定の都合のためか天使の輪のような向きにアレンジされています。


分解状態。腕と脚はムクパーツです。


内部メカの突起部分でパーツを固定しています。


アカレンジャーと並べると、イメージ通りの身長差でなかなかいい感じです。
なお、ロボコンの従来タイプの廉価プラモはロボット学校生徒との2体セットで展開されていたためパズルモよりもかなり小さいものでした。
[ 2008/10/20 04:27 ] パズルモ | TB(0) | CM(0)

パズルモ アカレンジャー


パズルモ・アカレンジャー。


製品番号と価格/8803-100。同一番号で2種類の箱があります。
ちなみに判明しているパズルモの製品番号は以下の通りです。価格はすべて100円。

8801 ロボコン         
8803 アカレンジャー        
8804 ゴッドバード        
   8805 ライディーン
8806 グレンダイザー
8808 スペイザー

未入手のストロンガーは8802の可能性があります。8807は不明です。
<追記>8807はパズルモ・パックと判明しました。


画像向かって左はプラモデルに一般的な上下分離箱、右は一体型の箱です。一体型の方はパーツが直に入っています。
分離箱はすべてのパズルモで確認されていますが一体型はアカレンジャー、グレンダイザーの他になにがあったのか不明です。二種の箱をどのように使い分けていたのかもわかりません。


画像いずれも上が一体型。デザインは少し変更があります。
分離箱のパーツが並んだ写真のレイアウトはアオシマ合体マシンの影響を思わせます。
分離箱版の説明図は下箱に印刷されています。


分離箱版の梱包状態。


パーツ詳細。


完成品の前・後。3色成型でまずまずの色彩再現です。
頭部と肩は可動、手袋・ブーツはムクパーツで回転可能。


マントパーツの突起部分でパーツを固定しています。


組立後もこの程度まで分解できます。


従来の廉価プラモとのパーツ比較。色だけでなく分割がまったく違うのがわかります。
従来品にも箱入り版(80円)が存在するためパズルモと混同される場合があるようですが、箱絵は異なります。
  

ポーズはやや似ていますが、サイズや造型は完全に別物です。
[ 2008/10/19 00:44 ] パズルモ | TB(0) | CM(2)

パズルモ


「パズルモ」はバンダイ模型が1975年度に発売した単価100円のプラモデルシリーズです。


特徴はカラフルな三色成型と立体パズルのようなパーツ構成で、ムク成型のパーツも多用されています。廉価プラモの新機軸商品でした。


1975年12月頃に仮面ライダーストロンガー、アカレンジャー、ロボコン、ライディーン、ゴッドバードの5種が発売され、続いてグレンダイザーとスペイザーが追加されて全7種になりました。
画像向かって右は75年12月発売の雑誌に掲載された広告の一部です。
ストロンガーは未入手のため、本項ではそれ以外の6種について取り上げます。



このころのバンダイ模型の廉価プラモは、単色成型で箱入り80円、同じものが袋入り50円という路線が定番化していました。
そうした中なぜあらたにパズルモが開発されたのでしょうか。当時の状況から考えてみます。


キャラクタープラモデルの分野では1974年頃から多色成型・接着不要の簡易的なプラモデルが増えています。具体的には今井科学・タツノコランド・タカトクの「モデロック」、ブルマァクの「ユニパズル」、アオシマの「ミニモデル」「合体マシン」などです。


画像は上からモデロックのスーパースワロー、ユニパズルのストロングザボーガー・マットアロウ1号・ウルトラホーク1号、ミニモデルのマッハトリガーとミニ合体マシンのストロングザボーガー。
いずれも素組みですがまずまずの完成度です。
1975年には特に廉価プラモにおいてアオシマのミニ合体マシンが人気を集めていました。
こうした競合他社に対応するため、従来の単色成型・立像タイプに代わるあらたな低価格プラモとしてパズルモが企画されたのではないかと考えられます。



具体的な商品内容としては当時成功していたジョイントモデルの小サイズ化を狙っていた面があったようです。

特にライディーンは立体パズル構成は上半身のみで、下半身は股関節と膝の可動を取り入れています。関節部にはリングとT字の棒を組み合わせたようなパーツが使用されており、ハトメジョイントの簡易版といった印象です。


こうした構造のパズルモはライディーンのみでしたが、廉価プラモにおける可動という要素は翌1976年度のジョイントパズルに受け継がれます。



一方「立体パズル」という要素は画像のような駄玩具を想起させます。
当時は低価格プラモは駄菓子屋や文具店でも扱っており、そうした売場ではすぐ近くにキャラクターものの駄玩具も並んでいました。
このころカバヤ食品の「ビッグリーグガム」に立体パズルのおまけが付いていた例もあり、昭和40年代の子どもにとって立体パズルはなじみのあるものでした。


キャラクターものの立体パズルは1968年頃には存在していたようで、怪獣ヤダモン、マイティジャック号、キャプテンスカーレットのパトロール車などが確認されています。その後も仮面ライダー、同V3、X、ストロンガー、グレートマジンガー、ライディーン、グレンダイザー、鋼鉄ジーグなどが発売されています。
画像のG5号はマイティジャックの金型を流用したものです。
  

グレートが透明成型なのは変身サイボーグ人気を当て込んでいるようで、同様の例には無版権のメカゴジラなどもありました。
グレートブーメランやエレクトラーがキーパーツとなっている構造はパズルモやジョイントパズル、ユニパズルなどによく似ています。ストロンガーは股関節が前後に可動するなど分割に工夫が見られます。


胴体のパーツ構成やムクパーツの多用はパズルモへの影響を感じさせます。
ただしパーツの自体の精度は低く、画像のストロンガーの角や左パンチははめ込みがきつすぎて分解できません。またG5号の艦橋最上部パーツは当初から欠品しています。こうしたことは当時の駄玩具にはよくあることで、やはりプラモデルとは一線を画したアバウトさがあります。



パズルモの発売には以上のような背景があったと想像されます。
パズルモの展開は1975年度のみですが、「ジョイントモデルの小サイズ化」「立体パズル構成」という要素は翌1976年度の「ジョイントパズル」に発展的に継承されます。


同じ76年度には従来の廉価プラモの内容も見直され、二色成型の導入やパーツ構成の変更が行われています。こうした例にはガイキング・コン-バトラーV・忍者キャプター(7種)があります。


特にキャプターのパーツ構成にはパズルモの影響が濃厚で、以前の立像タイプのミニプラモとパズルモの折衷という感じです。




次回からは個々のパズルモを詳しく取り上げます。
[ 2008/10/16 03:20 ] パズルモ | TB(0) | CM(0)