東宝ミニミニ怪獣総進撃


ブルマァク 東宝ミニミニ怪獣


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ブルマァクが1970年代に発売した5cmほどのミニミニ怪獣。
以前ウルトラ怪獣を取り上げましたが、今回は東宝怪獣です。現在、画像の12種類を確認しています。



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ゴジラ。マルサン・ブルマァクのスタンダードソフト人形に似た造型です。

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アンギラス。金型からの抜きのためか頭部が横向きになっています。

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ラドン。頭部はなかなかリアルですが、やはり横向きです。
かなり小さい人形。

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モスラ。目の塗装がおかしな仕様ですが造型はいい感じ。
画像の個体は塗装剥げが残念。

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キングギドラ。宇宙超怪獣の威厳は消えて、かわいらしいです。
サイズも小さめ。

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ガイガン。思い切り横を向いた頭部と下げた両腕で、なんともおとなしい印象。

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モゲラ。撮影スーツ準拠の立体物として貴重な存在でした。

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バラゴン。怪獣らしい前傾姿勢がかっこいいです。

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ゴロザウルス。頭部が小さく尻尾を巻き上げた、おかしな造型です。

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ガバラ。スーツによく似ています。

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ミニラ。これもよく似ていますが、妙に大ぶりなのが残念。

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メカゴジラ。胸の造型からMG1のようです。
なかなかカッコイイですが、腕を上げたポーズにしてほしかったですね。




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これらはウルトラ怪獣同様に硬質未塗装版、彩色版、消しゴム版の3種類が発売されたようです。


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硬質未塗装版は具体的な販売形態は不明。青成型の5種のみ確認しています。
これらは造型が緻密で全体に小ぶりな印象で、梨地状の表面処理が多用されている特徴があります。
また、抜きの都合でラドンやアンギラスのように顔を横に向けているものがあり、同様のガイガンも硬質版が存在するのではないかと考えています(画像のガイガンは消しゴム版)。


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彩色版では画像の6種が追加され全12種になりました(バラゴンは未入手なので消しゴム版です)。
この6種は全体に大ぶりになり、造型もさほど緻密でなくなった印象です。

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アンギラスとミニラの比較、かなり大きさが異なります。

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これら彩色版は台紙パック「ミニミニ怪獣18セット」で販売されました。
画像は怪獣・ヒーローお宝鑑定カタログ1988版(朝日ソノラマ)より。


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消しゴム版はヘッダー付き袋入りで単品販売されました。
赤・黄・白・緑の4色を確認しています。
ヘッダーは2種で、同じイラストで「第2弾」と追加されたものがあります。
現状では初弾が硬質版のある6種、2弾が彩色版時に追加された6種なのではないかと推測していますが詳細不明です。
表記のSTマークはどちらも同じで、1975年発売を示しています。



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というわけで、東宝ミニミニ怪獣総進撃!
バラゴンとガイガンの彩色版も入手したいな~


……ところで、東宝怪獣は12種類なのに彩色版は「ミニミニ怪獣18セット」として販売されています。
そのセットに同梱された東宝怪獣以外の6種がこちら。

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帰ってきたウルトラマンより、デットンとゴキネズラ。
これらの水色成型版はこのセットでしか流通しなかったようです。
もうちょっとかっこいい怪獣を選べばよかったのに…(^^;

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ピープロの冒険ロックバットより、ロックバット・ブレイザー・ドラダヌギー・ズク博士。
怪獣たちより大ぶりでがっしりした造型です。色が地味なのが残念。
ロックバットシリーズは単品袋入りの消しゴム版も発売されていますが、硬質未塗装版の存在は未確認です。


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[ 2020/04/26 19:35 ] チープトイ | TB(-) | CM(2)

《再掲》 ヒーロー立像型自販機


2016年10月10日投稿の再掲載です。




 ヒーロー立像型自販機 



ブルマァクミニミニ怪獣を取り上げた際、初期の販売経路は帰ってきたウルトラマンの立像型自販機だったことに触れました。

ブルマァクのヒーロー立像は新マン自販機と自販機機能のないミラーマンディスプレイが確認されています。
トリプルファイター自販機も存在していますが、ブルマァクによる展開だったのかは未確認です。



同時期にタカトクも、同じタイプのヒーロー立像型自販機を展開しています。画像はトイジャーナル1973年1月号(東京玩具人形問屋協同組合)より。
ブルマァクと同じ造形の新マン・ミラーマンをはじめさまざまなヒーローの立像型自販機が存在しています。

これらのヒーロー立像は上掲の両画像に記載のある日本娯楽機株式会社が製造元となっており、同社は電動ムーバーなどの遊具を生産・販売する会社だったようです。



画像は毎日グラフ1972年9月10日号より、日本娯楽機の工場内と思われる写真です。
いずれも自販機タイプのウルトラマンエースとバロム1が量産されています。
バロム1はボディが緑とカーキの2種が作られているのがわかります。



こちらは同工場で出荷を待つムーバー用パーツの写真。
ヒーロー立像も基本的にはこうした遊具の一環として日本娯楽機が制作したもので、ブルマァクやタカトクは自社の玩具販売を目的に同社と提携していたのでしょう。
自販機機能のないタイプは、他の遊具と同様に遊園地やデパートなどにもディスプレイとして販売されていたと思われます。

自販機立像にはブルマァク・タカトクが商品展開していない突撃!ヒューマンも存在しているそうなので、日本娯楽機と手を組んだ玩具会社は両社だけではなかったようです。
ただしヒューマンのメインスポンサーだったヨネザワがカプセル用のヒューマン玩具を制作・販売していたのかは未確認です。

または日本娯楽機は純粋に「自販機」としてヒーロー立像を販売し、カプセルに入れる玩具は購入業者がヒーローに関係なく自前で用意するような場合もあったのかもしれません。

ヒーロー自販機は耐久性が高いので、そのヒーローの放送終了後にも稼働している場合には例えば新マン自販機からエースのオモチャが出てくるとか、ライダー1号自販機からV3のオモチャが出てくるようなケースは当然あったと考えられます。
その意味では、立像のヒーローと出てくるオモチャが必ずしも一致していないことも珍しくはなかった可能性があり、極端な場合にはヒーローとは無関係なノンキャラクターの駄玩具が出てくることもあったのではないかとも想像されます。
ヒューマンの自販機で売られたのが必ずヒューマンのオモチャだったのかどうかは、わかりません。






タカトク・ジャンボキャラクターで販売されたカプセル玩具の現物、仮面ライダーと帰ってきたウルトラマンです。



直径75ミリほどのカプセルは片側にタカトクの刻印があります。


カプセルの合わせ目はセロテープで封をされ、版権証紙とSTマークが貼られています。
画像は帰ってきた~のSTマークで、ナンバーは72年の発売を示しています。
表示の社名は「栄進堂」となっており、おそらくタカトクの下請けのようなかたちで玩具制作を担当していたものと思われます。
栄進堂の自社発売玩具としてはアイアンキングミニ人形の台紙パックセットなどが存在しています。



帰ってきた~カプセルの内容物全容。
ミニ人形2個、プラ製コマ3個、6枚つづりのシールで構成されています。



こちらはライダーの内容物ですが、中古で入手したので新品状態がこの通りだったのかは断定できません。
帰ってきた~より小さめのミニ人形が3個、プラ製バッヂ(安全ピン付き)が3個、そして6枚つづりのシール。
イラストの作者は関口猪一郎氏ではないかと推測しています。



ウルトラ系ミニ人形、向かって左からアーストロン、ウルトラセブン、初代ウルトラマン、ゾフィ、ゴルバゴス。
怪獣は金型からの抜きの関係で平べったい造形になっています。


同様に仮面ライダー、アリキメデス、モグラング。


同じシリーズと思われるキカイダーミニ人形、画像の現物はタカトクの台紙セット玩具に同梱されていたもの。
左からグリーンマンティス、グレイサイキング、キカイダー、オレンジアント、ブルーバッファロー。
他にも同タイプのミニ人形にはシルバー仮面やバロム1も存在しています。

これらのタカトク製ミニ人形は、いかにも駄玩具然とした荒い造形が特徴となっていてちょっと残念です。



同時期のブルマァクミニミニ怪獣と同一キャラクターで比較してみると、その違いは一目瞭然です……




立像化されたヒーローは、1971年放送の仮面ライダーと帰ってきたウルトラマンに始まって翌72年度までに登場したものに集中しています。
73年度のヒーロー立像はウルトラマンタロウのみで、その生産数はきわめて少なかったようです。

また1966~67年の第一次怪獣ブームではこうした立像やムーバーなどは存在しなかったようです(一部アニメキャラクターのムーバーのみ確認されています)。
なぜ第二次怪獣ブームのこの時期にだけヒーロー立像が作られたのでしょうか。

理由のひとつとして考えられるのは、当時の社会環境の変化です。
玩具業界は戦後一貫して輸出産業として成長していましたが、1971~73年には円の切り上げから変動相場制への移行が起こっており、国内需要に軸足を移さざるを得ない状況に追い込まれていたようです。
昭和30年代まではまだまだ貧しかった日本の一般家庭も40年代後半にはかなり豊かになってきていたことも、国内重視の方針を後押ししたと思われます。

オモチャを国内でこれまで以上に売っていこうとした時、児童間では第二次怪獣ブームの嵐が吹き荒れていたのでその流れに乗って、勢い余ってヒーロー立像のような高額品まで登場したのかもしれません。

とはいえ高額で耐久性も高いヒーロー立像は、個人経営の玩具店などは2台3台と導入できるものではありません。
72年度までは勢いまかせで商品数を増やしたもののやがて上限に達してしまい、73年度以降はほとんど新規展開できなくなったのではないでしょうか。
73年度後半以降の石油危機もさらなるマイナス要因になったと思われます。


1972年前後の特撮ヒーローがずらりと揃ったヒーロー立像は、毎日複数の特撮番組が放送されていた変身ブームの空前絶後の熱狂の記憶とも重なって、特定世代にとっては忘れがたい存在になっています。


[ 2019/11/21 00:37 ] チープトイ | TB(-) | CM(0)

《再掲》ブルマァクミニミニ怪獣2


2016年6月26日投稿の再掲載です。




ブルマァクミニミニ怪獣2




ブルマァクが1971年から発売した5cmほどのウルトラミニミニ怪獣シリーズについて、前回の続きです。




販売形態が多様なので便宜的に六つのタイプに大別してみました。

Aタイプ……ブルマァク無塗装
Bタイプ……ブルマァク塗装済み
Cタイプ……ブルマァク消しゴム
Dタイプ……丸越?消しゴム
Eタイプ……セアーズ磁石版
Fタイプ……詳細不明

上記6タイプのうち、今回はC~Fタイプについて取り上げます。




Cタイプ



1975年にミニミニ怪獣をいわゆる「消しゴム」の材質で成型し、主に駄菓子屋や文具店などのルートで流通したと思われるタイプ。
刻印などに変更はなく、同時期にミラーマン怪獣や東宝怪獣も同様に消しゴム化されています。



単体で袋入り、紙ヘッダー付きの仕様です。


本体成型色は画像の5色以外にも存在する可能性があります。


ヘッダーは2種類確認していますが、どのように使い分けられていたのかは不明です。
記載されたSTナンバーはどちらも同じで1975年発売を示しています。


写真ヘッダーには50と書かれているので価格は50円だったと思われます。
なお、A・Bタイプで確認された24種類のすべてが消しゴムになっているかどうかは未確認です。




Dタイプ



ブルマァク倒産後の1978年に丸越?から発売されたもので、Cタイプと同じ消しゴム人形です。
袋入り、ガチャガチャ、バラ売りなどさまざまな形態で流通していたようです。
画像の6色に茶色を加えた7色が確認されています。


これが茶色の現物です。
ブルマァクで作られた24種類すべてが存在するのかどうかはわかりません。



本体背中の刻印はブルマァクの社名が消され、新たに怪獣名が入れられているのでCタイプと区別できます。
ただし怪獣名の刻印が無いもの(モグネズンなど)もあり、社名の刻印はありません。


また、本来プラ成型のために作られた金型でそのままゴム成型を行っているため、成型品を型からはずす突き出しピンが本体を深くえぐってしまっている部分が見受けられます。
画像はキングジョー脚部の突き出しピンの跡、向かって左がBタイプ、右がDタイプです。



当ブログではDタイプは画像のような2体セットの袋入りを確認しています。
同梱された小サイズの消しゴムは、怪獣にはポピーの、ヒーローには(P)の刻印があります。
この消しゴムを発売したのはポピーなのでしょうか?


ヘッダーには会社名表記はありませんがやはり(P)マークがあり、イラストはポピーのキングザウルスシリーズと同じものです。
同梱のミニカタログにも社名表記はないもののキングザウルスシリーズの写真が使用されています。


2体セットが40個入った大箱がこちら、やはり会社名表記は無く(P)マークのみです。
デザインや使用されている写真はキングザウルスウルトラマンの台紙に酷似しています。


箱側面にはNO.50  40個入と表記され、価格は50円だったようです。


この時期の(P)マークは、ポピーによる販売権の許諾を意味しているようです。
これは本来ならポピーが販売権を持つ範囲の商品であっても、流通や価格などの条件がポピーとバッティングしない場合には他社に限定的な販売権を許諾するというような意味合いだと思われます。

この怪獣消しゴムの場合には、玩具店流通のセット売り商品(怪獣カセットや怪獣コレクション112など)はポピーが自社展開するが、駄菓子屋などでのバラ売りやガチャガチャなどの低価格品については他社に販売権を許諾し、商品自体の供給も行っていたものと考えられます。
画像の2体セット同梱の小サイズがポピー製であることやデザイン素材がポピー製品と共通しているのはこうした連携事情によるものと想像されます。

では、ポピーから許諾を受けてこの怪獣消しゴムを販売していたのはどんな会社なのでしょうか?
一般的にはそれは「丸越」とされているようですが、この商品についてはこれ以上の手がかりはないので判断しかねる状態です。
この2体セットが丸越製とわかる論拠をご存知の方はご教示いただけたらと思います。




Eタイプ


セアーズという会社から発売された、磁力を帯びた素材で成型されたタイプ。
元ブルマァク経営陣の一人だったいしづき三郎氏が企画した製品です。

背中の刻印はDタイプと同じになっており、1979~80年ころ以降の発売のようです。
「磁力戦」の名称でセット売り、袋入り、ガチャガチャなどさまざまな形態で販売されており、同シリーズには画像向かって右のウルトラマンのようにブルマァク型以外のものも存在しています。


セット売りの一例、ウルトラマン磁力戦DXセット。
他にもより豪華なケース型の「ウルトラマン怪獣軍団36磁力戦」など、さまざまなセットがあるようです。


素材の特性か、角などの細部は欠けやすいようです。
塗装色はメタリックの赤・青・黄・緑・銀の5色。
ブルマァク流用怪獣は14種類を確認していますが、全24種が存在するのかはわかりません。




Fタイプ


消しゴムではなく、艶のある通常のゴム素材で成型されているタイプ。
背中の刻印はD・Eタイプと同じなので、それらと同時期かそれ以降の流通と思われます。
画像はレオ関連だけですがカネゴンやバルタンも存在しており、他に赤の成型色も確認されています。

ガチャガチャなどで販売されていたようにも思えますが、詳細不明です。
販売状況などをご存知の方はご教示いただけたらと思います。




以上のように、ミニミニ怪獣はブルマァク時代もその倒産後もたいへん多様な形態で流通しており、全容の把握はなかなか困難なようです。




個人的には、71年の発売当初に初めて手にした時に、小サイズにもかかわらず非常に丁寧で質の高い造形であることが印象的でした。
カネゴンやバルタン星人などは、全体のバランスはソフト人形にならった玩具的なものですが彫刻自体はきわめてシャープで丁寧な造形です。
マット隊員は当時のスケールモデルにも引けを取らないリアルさだし、グドンやサドラーのかっこよさも格別なものと感じます。

ミニミニ怪獣の初期ラインナップは、同時期のポピーやタカトクなどの競合品とは一線を画す完成度でした。
また、美研のスケールモデル怪獣のようなリアルさの追求ではなく、オモチャとしての品の良さを守った範囲で高い完成度を目指している姿勢が好ましく思えます。

こうした方向性は、1978年以後の多くの怪獣消しゴムやHGシリーズ以降のリアル指向とは異なるもので、ブルマァク独自の魅力だったと思います。




参考

ブルマァクがウルトラと同時期に展開していた他作品のミニミニ怪獣も挙げておきます。


ミラーマンシリーズ、1971年末~72年の発売と思われます。塗装済みのBタイプは確認されていません。
ダークロン、マルチ、キティファイヤーは完成度の高さが驚異的です。



東宝怪獣シリーズ、1974~75年の発売と思われます。
中央の青いゴジラはAタイプ、モゲラはBタイプ、その他はCタイプの消しゴムです。





[ 2019/11/20 00:01 ] チープトイ | TB(-) | CM(0)

《再掲》ブルマァクミニミニ怪獣1


2016年6月25日投稿の再掲載です。




ブルマァクミニミニ怪獣1




ブルマァクが1971年から発売したミニミニ怪獣シリーズ。
5cmほどのサイズでワンパーツ、ムク成型の怪獣人形で、ウルトラ怪獣、ミラーマン、東宝怪獣、冒険ロックバットの4シリーズが展開されたようです。
今回はこれらのうちウルトラシリーズのものを取り上げます。




ウルトラのミニミニ怪獣はさまざまな形態で販売され、ブルマァク倒産後も他社が金型を引き継いで生産を続けたため多くのバリエーションが存在しています。
当ブログではキャラクターとしては以下の24種を確認しています。



ウルトラQよりカネゴン。背面の(C)円谷プロ、ブルマァクの刻印は以下の怪獣もすべて同様です。



ウルトラマンよりウルトラマン、バルタン星人、メフィラス星人。
ウルトラマンとバルタンの造形はスタンダードサイズソフト人形によく似ています。
メフィラスはおかしなところに目玉?が描かれています。



ウルトラセブンより、セブンとキングジョー。



以下は帰ってきたウルトラマンより、マット隊員、タッコング、サドラー、デットン(あるいはテレスドン?)。


グドン、ツインテール、ゴーストロン、ダンガー。


ゴルバゴス、モグネズン、シーゴラス、ゴキネズラ。
ウルトラQから帰ってきた~までの怪獣は緻密でシャープな出来のものが多いですが、デットン・モグネズン・シーゴラス・ゴキネズラはやや大味な造形です。
これらは別の原型師が担当しているように思えるので、二次発売分としてあとから追加された可能性が考えられるかもしれません。



1974年のウルトラマンレオ放映時に追加された6体、レオ、カーリー星人、カネドラス。


ロン、ベキラ、ギロ星獣。




以上24種類のキャラクターが、さまざまな仕様・形態で販売されています。
今回は仮に六つのタイプに大別してみました。



Aタイプ……ブルマァク無塗装
Bタイプ……ブルマァク塗装済み
Cタイプ……ブルマァク消しゴム
Dタイプ……丸越?消しゴム
Eタイプ……セアーズ磁石版
Fタイプ……詳細不明

以下、各タイプごとに詳しく見てみます。




Aタイプ


最初に発売された硬質プラ製で無塗装のタイプ、赤・青・黄・緑・黄緑の5色が確認されています。
販売時期によって赤・黄・緑にはそれぞれ色の明るいものと濃いものがあるようです。



Aタイプの流通経路は多岐にわたっていますが、当初の単独での販売はカプセル自販機だったようです。
画像はブルマァクのチラシの復刻版(ブルマァクコレクションボックス同梱)より、この時点では「ミニ怪獣」シリーズという名称になっています。

この時期のヒーロー立像型カプセル自販機は「タカトクのジャンボキャラクター」と紹介されるケースが多いですが、帰ってきた~に関しては同じ筐体をブルマァクも使用していたことがわかります。
これはブルマァクとタカトクが、チラシに記載のある日本娯楽機という会社と個別に契約してそれぞれに商品展開していたと考えれば不自然ではありません。
のちのミラーマンでも同じ立像をブルマァクは展示用、タカトクは自販機として使用していました。


ブルマァクのカプセルの現物は手元にないので、タカトク版のカプセルを使って販売状態を再現してみました。
画像では6体入れていますがまだ余裕があり、実際に何体入っていたのかはわかりません。
価格も不明ですが、タカトク版が100円だったのは確認済みなのでおそらく100円と思われます。

1971年に私が初めて手にしたミニミニ怪獣はこのカプセル商品でした。
東京に旅行に行った親戚から、お土産として兄とひとつづつもらったことを憶えています。
画像の緑のカネゴンはそのころからずっと手元にあるものです(^^



同時期にAタイプは画像のような金庫や貯金箱の付属品としても同梱されています。
画像はコレクションボックス同梱の復刻カタログより。
また、アルバムと大判ブロマイドとミニミニ怪獣4体をセットにしたちょっと変わった商品もありました。

他に、ブルマァク製のウルトラメカなどのプラモデルにサービスとして同梱された可能性もあります(ミラーマンのミニ怪獣は同梱が確認されています)。



1972年にはプラケース入りのセット品も発売されています。
画像のセットにはウルトラマンAのスーパーボール3個とミニミニ怪獣5体(うち1個はミラーマン怪獣)、ミニソフト人形のカタログが同梱されています。


こちらのセットはミニ怪獣12体と東京タワー、ミニカタログが同梱されたもの。


商品全容、カタログはなぜか2冊入っていました。
ウルトラマンレオの怪獣が含まれているので製造は1974年以降ですが、STナンバーは1972年になっているので発売自体は72年と思われます。
そのためかエースの証紙が貼られています。


こちらのセットは中古状態で入手したので詳細不明ですが、ミニ怪獣10体が入っています。
帰ってきた~の証紙が貼られているので71年に発売されたものかもしれません。


これらのセットを並べてみると、中古のもののみフタパーツの厚みが小さくなっています。



1974年には台紙パックのセット品が発売されました。
人形の色調や質感は上記のタワーセット同梱品と同じで、74年生産分は全体に明るい印象です。
黄緑成型は74年から導入されたようです。




他に、Aタイプは他社の食器のオマケにも使用されています。
メーカーは新潟の布施洋食器工業で、円が三つ並んだ社標からミツワマァクが通称だったようです。
「マーク」ではなく「マァク」としているのは、当時破竹の勢いだったブルマァクにあやかっているのでしょうか?
同じシリーズの帰ってきた~の丸皿にも怪獣2体付きのものが確認されています。

ミラーマンはまだしも、おはよう!こどもショーにまでウルトラ怪獣を付けているのはやりすぎ感があります。
これも当時の第二次怪獣ブームの勢いと、版権事情のゆるやかさの結果でしょうか。




Bタイプ


やや軟質の素材に塗装が施されたタイプ。
1974年のウルトラマンレオ放送時の発売と思われます。



Bタイプは「18点ミニミニウルトラ怪獣軍団」というセット売り専用だったようです。
画像は復刻カタログのもので帰ってきた~までの18点が入っていますが、実際に販売されたものはレオ関連の6種が含まれていたものが確認されています。


またレオの6種はアクションレオという可動人形にも同梱されており、そのためか彩色パターンのバリエーションも存在しています。
画像は復刻カタログより。



Bタイプの彩色バリエーション、カネドラス。


カーリー星人。


ロン、向かって右は角が欠損しています。


ベキラ。


ギロ星獣は他4種のような大きなパターン違いは未発見ですが、画像左はゴールドスプレー、右の触角欠損個体は黄色のスプレーになっています。


レオ怪獣以外のBタイプにも、微妙なバリエーションが存在しています。


画像のバルタン星人は成型色のグリーンの色調が微妙に異なっています。
同じパターンはカネゴンにも存在しています。


キングジョーも同様で、さらにスプレー色に赤と茶の違いが見られます。


モグネズンは赤い成型色の色調が大きく異なっています(向かって左は落書きあり)。



また、ゴキネズラとデットンは東宝怪獣の「ミニミニ怪獣18セット」にも同梱されており、そちらは水色成型だったようです。
画像は怪獣・ヒーローお宝鑑定カタログ1998年版(朝日ソノラマ)より。




C~Fタイプについては次回取り上げます。



[ 2019/11/19 00:14 ] チープトイ | TB(-) | CM(0)

ダブル・スフィンクス


つなぎ更新です。

どうにも身動きが取れない状況なので、小ネタです…



六神合体ゴッドマーズ放送当時の100円ガチャより、スフィンクス2種。
赤い方はノーマル版のパート1、紺色は合体仕様のパート2です。


ノーマル版背面とミニブック。


ミニブックには先輩合体ロボ、電磁合体コンバトラーVの広告を掲載。


こちらは合体版、脚部の肉抜きが目立ちます。


ミニブックの広告はゴッドマーズになっていますが、六神合体でなくデラックス超合金です。


頭部と腕部を付け替え、股関節をスライドして合体形態になります。
当時、合体ギミックをより設定に近づける改造をしていた知人がいて、きちんと彩色されたそのゴッドマーズはとてもカッコよく見えました。




以下、スフィンクスと同時に発掘した小物類です。


ギャバンの100円ガチャ関係。
ドルはなかなか細やかな造形ですが、マクー系はいまひとつの印象。
組み立て仕様のギャバンが欲しかった…



ダンガードA消しゴム人形。
超合金やジョイントモデルより設定イメージに近くてお気に入りだったのですが、改めて見るとそれほどでもないでしょうか…



ブルマァクのメカンダーロボミニプラモ、額のパーツが欠損しています。
小サイズですがなかなかの造形です。




メカンダー1~3は合体してメカンダーマックスになりますが、パーツの紛失・破損で中途半端な状態です。
これらは4箱シュリンクパックのセット売りでした。



最後は100円ガチャの組み立て仕様アンドロメロス、ボディのみプラっぽい素材になっています。
近年ウルトラ・アクトでカッコよく立体商品化されたのはうれしかったです(^^


[ 2018/09/19 20:26 ] チープトイ | TB(0) | CM(4)