残暑はドルバック?


つなぎ更新です、チラシの裏レベルです。


5月は異常高温の日が多くクタクタ、6・7月は延々ジメジメ・低気圧でクタクタ、8月になったら連日の酷暑でクタクタ…

思わず「地球さん、もうちょっと手加減してくださいよ」なんて言いたくなりますが、大きな原因のひとつが都市化にあるとすれば、人類の自業自得でもあるのでしょうか。
それならば、むしろ今こそ地球にI LOVE YOUと言うべきなのでしょうか?
星のピアス虹のバンダナなのでしょうか??
波の音はハスキーヴォイスでやけにセクスィーなのでしょうか???(錯乱




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ブログで取り上げたいものはいくつかあるのですが、腰を据えてまとめるほどの時間も気力もなく…


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出版物はなんとか追いかけています。

昭和特撮ブロマイドクロニクル(辰巳出版)は長年の懸案だったウルトラマン・ウルトラセブン5円ブロマイドの分類に一応の結論を提示していて画期的です。
数年前に「印刷技術に詳しいマニアが写真の網点を調べて分類している」というウワサを聞いていましたが、その成果が公開されたかたちです。
具体的な判断基準は明かされていませんが、手法が科学的なので信頼性は高いと思われます。
またタグと各弾の対応もほぼ解明されて、すべてのタグが掲載されているのもうれしいです。
欲を言えばもっと大きく、タグの裏面もすべて載せてほしかったな~

個人的に、丸昌のタグ裏面のあまり上手でないイラストを見ると、実際に駄菓子屋でブロマイドを引いていたころの情景が甦ってきてクラクラします(^^


エンターテインメントアーカイブ・ウルトラセブン(ネコパブリッシング)は、これほどのメジャー作品でありながら相応の新鮮味を感じられる写真集になっていていい感じです。
同シリーズのウルトラマンはここまで充実した内容にはなっていなかったことを考えると、セブンは恵まれていますね。

ただ、このシリーズは円谷プロ社内の資料をセレクトして掲載しているようですがセブンの場合は講談社スチールの複写素材も多いようです。
それらは当然ながら多くが見覚えがあるし写真の精度も劣るのですが、ウルトラ警備隊員のページなどは複写を大サイズで掲載していて、構成センスにちょっと疑問符が付きます。


その講談社の分冊ムック・ウルトラマンは、対照的にほとんど新鮮味の無い構成で残念です。
「おっ!」と思ったのはシーボーズの単体写真くらいでしょうか。
ここ数年の講談社の本は写真の印刷精度が以前より劣っているようで、せっかくの美麗スチールも以前ほどきれいに見られなくなっている気がするのですが、実際のところどうなのでしょうか…




以下はついでに。

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ホビージャパンがRX-78特集で、別冊付録に歴代キットの素組みが網羅されているとのことでひさしぶりに購入してみました。
過剰な期待は無かったのでイロプラや初代HGの素組みが無いのは予想の範囲でしたが、スピードグレードすら用意できていないのはちょっとヌルすぎる印象です…

まんだらけZENBU98号はゴジラ・東宝怪獣特集、分厚くて重たいのでびっくり。
ひととおり目を通すだけで疲れました(^^;

手塚治虫とトキワ荘(集英社)は新刊ではありませんが電車で読むために購入。
膨大な関連書籍を読み合わせた上で確度の高い事象を時系列順にまとめています。
トキワ荘関連については個人的に藤子不二雄の「まんが道」の印象が強いのですが、事実とフィクション部分の相違点などが再認識できて興味深かったです。



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[ 2020/08/08 23:29 ] 暫定 | TB(-) | CM(6)

ダンバイン&フォー クローバー

前回、ダンバイン放送当時にクローバーがフォウの発売を計画していた件を取り上げました。
その具体的な発売予定がトイジャーナル1983年6月号(東京玩具人形問屋協同組合)に掲載されていたので紹介しておきます。


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これは同年6月16~19日に開催される東京おもちゃショーの特集記事より。
前回の投稿で予想した通りだとすれば「ダンバイン&フォー」はジョイントダンバインとフォウの合体セットだと思われます。
変形するNEWダンバインとはビルバインでしょう。

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こちらのリストでは予価3980円で9月1日発売予定となっています。
(TV)という表記はテレビCMが放送されることを示します。

セットのダンバインについて組み立てキットという説明は無いので、仮にジョイントモデルだとすると完成品状態での同梱を想定していたのでしょうか。
その場合、ジョイントダンバイン単品では1400円なので差額の2500円程度がフォウの価格に相当します。
これはガンダムDX合体セット同梱のGファイターとほぼ同水準なので、相応に充実したサイズ・ギミックが予定されていたと考えられます。

掲載のトイジャーナルはおもちゃショー開催前の6月1日発行なので、ショー当日のクローバーブースの様子などはわかりません。
もしかしたら、「ダンバイン&フォー」試作品の展示などがあった可能性も考えられます。
トイジャーナルの同年8月号あたりを見ることができれば、なにか情報がつかめるかもしれません…



以下は蛇足です。

このころのトイジャーナルには各玩具会社がどんなCMを流していたのかがリスト化されているのですが…

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これは1979年5月号掲載のリストです。
ポピーが超合金グレンダイザー(75年発売)、ポピニカボルトマシーン(77年発売)のCMを放送しているのが気になります。

グレンダイザーはこの時期関西テレビで再放送中で、それに合わせて再生産されていたようです。
ボルテスの再放送は未確認ですが、怪獣手帳とブラックボールペン同梱のボルトインボックスがこのころ生産されていたということでしょうか?


図書館でこうした業界誌を閲覧すればもっといろいろわかるのですが、当面そうした余裕は無さそうです…
(T T



[ 2020/08/02 20:37 ] 合金・プラトイ | TB(-) | CM(4)

幻のクローバー版フォウ



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発売中の雑誌グレートメカニックG(双葉社)に興味深い情報があったのでメモしておきます。
サンライズ関係者の連載記事に以下のような内容が書かれています。

・ダンバイン放送当時、クローバーはフォウの発売を計画していた
・ダンバインの可動玩具の下半身を画面通りに収納する試作品が出来ておりサンライズと打ち合わせをした
・その1~2週間後、突然クローバーが倒産
・倒産の原因は不動産投資の失敗と聞いた



クローバーがフォウの玩具を企画していたのは驚きですが、さらに気になるのは「ダンバインの可動玩具の下半身を~」という記述です。
例えば試作のフォウに合体用のダンバインパーツが付く仕様なら「付属のダンバインの下半身を~」といった記述になると思いますが、わざわざ「ダンバインの可動玩具の~」と書かれています。

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クローバーのダンバインの可動玩具といえば1:60簡易キット、通称ジョイントダンバインが思い当たります。
クローバーのフォウは、ジョイントダンバインと合体するものだった確率が高そうです。
形状からして足首パーツをはずしての合体(収納)だったのでしょうか?


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クローバーの倒産は8月だったようなので、その直前に試作品が作られていたのならおそらく年末商戦向けの新製品だったと考えられます。
倒産が無く発売が実現していれば、連携するジョイントダンバインの増産・再出荷も行われたでしょうし、「合体セット」のような大箱玩具も実現していたかもしれません。
クローバーはフォウをGファイターやトライダーシャトルのような位置付けにしたかったようにも思えます。


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これを成績の振るわないダイカストラインよりジョイントラインへ注力するという方針転換と捉えれば、次期発売予定だったドラムロや新主役ロボのビルバインもジョイントモデル化されていた可能性があります。
これらを、簡易キットのダンバインより塗装箇所を増やして完成品に近い仕様で展開していたら……

クローバーのダンバイン玩具への評価や、その後の玩具業界の在り方にも影響があったかもしれません。





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クローバー倒産後、ビルバインの玩具はトミーから発売されました。
仮にビルバイン同様にフォウの金型が完成していても、イデオンで痛い目にあったトミーとしては「主役ロボはともかく、おかしなサブメカまで面倒見切れないよ」と判断した可能性も考えられるかもしれません。

ジョイントダンバインの金型はその後海外へ渡ったようで、赤・青・黒などの成型色で完成品として販売されたようです。
フォウについては海外でも確認されていないようですが、あるいは、もしかしたら…?


[ 2020/07/14 14:00 ] 合金・プラトイ | TB(-) | CM(4)

懸案の進展




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バンダイ模型は1975年のジョイントモデル以前に、同社初の関節可動ロボットプラモデルとしてモデルボーグシリーズを発売しています。

当ブログでは以前からモデルボーグを詳しく取り上げたいと考えていましたが、グレートマジンガーの組み済み状態を紹介する目処が立たなくて停滞していました。



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今回ようやく、パーツ不足のジャンク品ですが組み済みグレートを入手できました。
画像の現物は破損はないもののスクランブルダッシュ、ブレーンコンドル、マジンガーブレード、腕を固定するリングパーツ2個などが欠品した状態でした。


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足に履かせるゴム製のクツは傷みがあるものの付属しており、腹部に巻くビニールベルトは欠品です。
とりあえずブレーンコンドルとリングパーツはいいかげんにデッチ上げたダミーパーツを付けています。


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スクランブルダッシュもダミーを作りたいですが、自分にはちょっと難しそうです。
プラモのグレートとしてはマスコットと電動の中間くらいのサイズなので、流用の素材になりそうなパーツが思い当たらないので。
最近のメカニックコレクションでは違和感が大きそうですし…


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ともあれ、これでゲッターとグレートのDXモデル・モデルボーグが揃いました。
マッハバロンはどちらのシリーズも組み立て用を確保済みなので問題なし。

あとは、時間とやる気をどう都合するかですね……(^^;

[ 2020/07/12 17:38 ] ジョイントモデル以前 | TB(-) | CM(2)

ダン対セブンの決闘(または、サイボーグ作戦)


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ジュワッ!

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デュワァッ!

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ウルトラセブンがふたりいる?

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困惑するアギラ(笑
(丸昌5円ブロマイドより)



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タカラが1972年に発売した変身サイボーグ1号の変身セット・ウルトラセブン。
生産時期によって仕様の異なるバリエーションが存在しています。


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前期生産分は白成型のマスクが銀塗装されています。
ビニールスーツは透明度が高く、紅色っぽい暗めの赤になっています。

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スーツの透明感は内蔵素体の関節部が透けて見えるほどです。
(画像ではニューコンバットジョーを使用)

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プロテクターは熱処理でディテールが刻まれた上に銀塗装されています。
なお最初期生産分ではこうした処理は無く、線画のイラストのようにプロテクターが描かれただけだったそうです。
そのバージョンはたいへん稀少で入手困難なようです。


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後期生産分はマスクが銀成型に変更され、スーツはほとんど透けない朱色っぽい赤になりました。

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プロテクターのディテールは前期より浅くなっているようですが、これは個体差かもしれません。


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初期変身セットのスーツは左の肩口が鬼門のようで、どちらも切れた形跡があります…

本来はグラブとブーツにも色調の変化などあるのかもしれませんが、画像では手持ちの適当なダブリパーツを使用しているのでそのあたりはわかりません(^^;
さらにネタばらしすれば、2種のマスクと2種のスーツはすべて別個に入手したものを組み合わせた状態なのです(ひどい



以上の変身セットについての情報はオモチャ好きなら常識?でしょうから、今回は別な情報も。


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サイボーグと同じ1972年に発売されたブルマァクの30㎝サイズ・マスク取れ仕様のウルトラセブンソフト人形。
画像の個体はソフトビニールの材質がかなり軟質で、紅色っぽい暗い赤で成型されています。


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こちらの個体は可塑剤が抜け切ってしまったように材質が固く、色は朱色っぽい赤です。
偶然ながら、変身セットと同じようなバリエーションが存在しています。


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これらは2体に対してマスクはひとつしかありません(^^;
しかも例によってすべて別個に入手したものです。

経済力の後ろ盾を持たないオモチャ好きは、イロイロと要らぬ苦労をしょい込まざるを得ないのですね…(泣笑





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ところで、ウルトラセブンの主題歌に関しておかしな思い出があります。

1970~71年のこと。
近所の友人のひとりが、自分のレコード(またはソノシート?)では2番を「モロボシダの~」と歌っていると言うのです。
そんなバカな、と数人でその子の家に行き、それなりにちゃんとしたステレオセットでそれを聴かせてもらいました。
すると確かに「モ~ロボシダの~」と歌っているので「なんだこりゃ!」とみんなで爆笑しました。

その後はそんなカバー版を聴いたことがないし、そもそも各社共通で日音の音源を使用できたのにわざわざそんなカバー版が作られていたかどうかもあやしく感じられもします。

これは自分の記憶違いなのでしょうか。
「モ~ロボシダの~」というセブン主題歌をご存知の方は、ぜひご教示下さい(^^;


[ 2020/06/14 22:30 ] 合金・プラトイ | TB(-) | CM(4)